トリック (テレビドラマ)
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トリックは、テレビ朝日系列放送のテレビドラマシリーズ。また同ドラマシリーズの映画化作品。シリーズ第一作は2000年7月7日から放送された。演出は主に堤幸彦。
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概要
自称売れっ子マジシャン・山田奈緒子と、物理学教授・上田次郎のコンビが、超常現象に隠されたトリックを解決していくミステリードラマ。
2000年、2002年に金曜日深夜の「金曜ナイトドラマ」の枠で放送し大ヒット。2002年末に映画化され、2003年には10~12月期の「木曜ドラマ」枠でゴールデン進出を果たした。2005年にはテレビスペシャル、2006年には劇場版第2作がそれぞれ放送・公開される予定である。
ドラマ中では裏番組のことが気になり、裏番組に対して文句をドラマ上で言っている。シリーズ通して小ネタが多く、つっこみどころ満載である。
登場人物
- 山田奈緒子
- 山田奈緒子は沖縄のシャーマンの母・里見と天才マジシャンの父・剛三の血を受け継ぎ、父のようなマジシャンに憧れてマジックの道に入り上京するものの、全然売れず(彼女の追っかけファンというかストーカーは照喜名保ただひとり)に池田ハルが経営するボロアパートの池田荘に住む。主に遊園地(ロケはいつも花やしき)での営業マジックで働くものの、照喜名保以外の人は彼女のマジックは地味すぎて誰も全く見ようとしない為すぐにクビにされる。得意のマジックはトランプマジックとゾンビボール。金に汚い女で、上田次郎の命と3万円の金券をどちらを選ぶか選択させられた時にも迷わず3万円の金券を取るほどである。母・里見はかなり儲かっているが、奈緒子の方は極貧で道に落ちているパンでさえ拾おうとしたり、一度犯人として逮捕されて留置所に入れられた時は1日3食の食事が出されたので、無罪放免が決まった時には留置所にずっと入れてくれと頼むほどである。仕事がない時はアルバイトなどを行い、他に街角でマジックを使って人を騙して金を稼ごうとしたが小学生に逆に騙されて大損しそうになったことも。ちなみに友達は飼っている亀とハムスターのみである。母・里見と共通して時代劇が大好きで、母・里見の遺伝からか寝相が悪く寝てる時は意味不明な言葉をわめいている。難しい漢字が全く読めずよく当て字っぽく読んでいる。コンプレックスは貧乳でよく上田次郎らから「貧乳」と呼ばれている。貧乳を誤魔化すために豊胸パットを愛用している。ステージでの仕事以外では地味な服装ばかりしている。町中を歩いてるとなぜかよく人に笑われてしまう。トリックを見つけたら見破ってやりたい性分で得意のマジックを使って数々のトリックを見破る。決めセリフは「全部まるっとお見通しだ!」である。著作本は「超天才マジシャン・山田奈緒子の全部まるっとお見通しだ!」であり、その本の中で仲間由紀恵と山田奈緒子が直接対談している。他にも山田奈緒子の名前で写真集も出している。
- 上田次郎
- 日本科学技術大学(略して日本科技大)の助教授(第2シリーズでは出世して教授に)で、態度がデカく物理学以外のモノを信じないと言っておきながら、目の前で見たトリックにまんまと引っかかって超常現象は存在するとすぐに信じてしまう単純な所がある。通信教育で学んだ空手が唯一の武器であり、北斗の拳のケンシロウのような強さを持つがその割には臆病で不可解な現象を見るとすぐに気絶する。奈緒子以外の若くて綺麗な女性にものすごく弱く、若くて綺麗な女性の犯人に簡単に利用されてしまう。股間に付いている巨根のおかげで未だ童貞でそのことに対してコンプレックスになっている。山田奈緒子の簡単な手品のトリックにも気付かないので、いつも「デカいだけで役に立たない」と山田奈緒子に馬鹿にされている。山田奈緒子の事を「YOU」と呼んでいる。愛車は自身が尊敬していた教授の遺品である次郎号で車種はトヨタ・パブリカ。山田奈緒子にサイドミラーを壊されたり、第3シーズンではドアがすぐに外れる状態となって、なぜかドアを肩にかけている。事件の依頼が来るとすぐに山田奈緒子に頼ろうとする。得意の物理学を使いトリックを見破る。著作本は「どんと来い!超常現象」「なぜベストを尽くさないのか (上田次郎の座右の銘)」である。「どんと来い!超常現象」は第2シーズンで発売した書籍でよく「謎を解いて欲しい」と言われて上田の元に訪れるようになる。大抵事件の謎解きを依頼しに訪れる人物が実は事件の犯人というオチもある。他にテレビ朝日のワイド!スクランブルで「どんと来い!超常現象!!!」という架空のコーナーを持っていた。ちなみに「超天才マジシャン・山田奈緒子の全部まるっとお見通しだ!」「どんと来い!超常現象」「なぜベストを尽くさないのか」の三冊は実際に書店で販売されている。
- 余談であるが、仲間由紀恵が笑っていいとも!にテレホンショッキングに出演したときに阿部寛が「日本科学技術大学教授 上田次郎」で花輪を送ったことがある。
- 刑事たち
- 仕事をせずに遊んでばかりいるヅラ刑事(誰が見てもバレバレのヅラをしているが本人は決してヅラを認めず、更にヅラ関連や髪の毛に関する言葉にかなり敏感ですぐに反応する。ヅラが外れると頭に何故か「ぼかし」がかかる)の矢部謙三と、矢部謙三を神様のように慕っている金髪オールバックで広島弁を喋る刑事の石原達也がいる。矢部謙三は山田奈緒子を胡散臭い手品師として嫌っている。更に矢部謙三は権力が下の者にはものすごく強いが、上の者になると途端に弱腰となる。矢部謙三はしょっちゅう部下に鉄拳制裁を行い、いつしか鉄拳制裁を喰らった部下は必ず「ありがとうございます」と言うようになった。ちなみに彼らはまともに捜査したことがなく刑事の特権である犯人逮捕と上田次郎に頼まれて資料を捜す以外に役に立ったことがない。そんなことから山田奈緒子や上田次郎に迷惑を掛けっぱなしである。
- 2003年に石原達也役を演じていた前原一輝が芸能界を引退をしてしまった為、代わりの刑事として東大卒のエリート刑事で東大を卒業したことに対して鼻に掛け(話すときはいつも「私は東大を出ています」と言う)さらに背中に「東大卒」と入れ墨を彫っている超潔癖性で逃げ足の速い菊池愛介(姜暢雄)を新たに用意した。ドラマ上の設定では石原達也が憧れの広島県警に異動になり、矢部謙三に対して電話などで頼まれ仕事を引き受けていた。
- TRICKの中では、警察の階級は警察手帳の大きさで分かることになっていて矢部謙三は一般の警察手帳と同じで菊池愛介は一回り大きい警察手帳、階級の高い警視庁公安部の潜入捜査官はさらに大きい警察手帳となっている。
- 仕事をせずに遊んでばかりいるヅラ刑事(誰が見てもバレバレのヅラをしているが本人は決してヅラを認めず、更にヅラ関連や髪の毛に関する言葉にかなり敏感ですぐに反応する。ヅラが外れると頭に何故か「ぼかし」がかかる)の矢部謙三と、矢部謙三を神様のように慕っている金髪オールバックで広島弁を喋る刑事の石原達也がいる。矢部謙三は山田奈緒子を胡散臭い手品師として嫌っている。更に矢部謙三は権力が下の者にはものすごく強いが、上の者になると途端に弱腰となる。矢部謙三はしょっちゅう部下に鉄拳制裁を行い、いつしか鉄拳制裁を喰らった部下は必ず「ありがとうございます」と言うようになった。ちなみに彼らはまともに捜査したことがなく刑事の特権である犯人逮捕と上田次郎に頼まれて資料を捜す以外に役に立ったことがない。そんなことから山田奈緒子や上田次郎に迷惑を掛けっぱなしである。
- 池田荘
- 山田奈緒子が暮らすアパート池田荘の大家の池田ハルと住民のバングラデシュ人のジャーミー君がいる。いつも山田奈緒子が家賃を溜めるので、何度もジャーミー君を従えて家賃支払いの催促に赴いている。池田ハルとジャーミー君の間にいつの間にか恋が芽生え、映画版ではふたりが結婚し第3シリーズにはふたりの間に双子が生まれた。家賃が安いボロアパートで映画版ではアパートを建て替えてマンションにする予定だったが、失敗し第3シリーズでも未だにボロアパートになっている。ちなみに山田奈緒子の隣の部屋にはジャーミー君が住んでいたが池田ハルとの結婚後、隣の部屋にはオープニングの語り部である森山周一郎(出演時には「飛べない豚はただの豚さ」と言っていた)が住んでいる。
- 山田里見
- 沖縄の黒門島でシャーマンとして過ごしていたが、夫の山田剛三が現れて島を抜け出す。愛の告白はフランス語だったらしい。若いときのふたりの回想シーンは何故かフランス人になっている。その後は書道教室として長野県の山の中で過ごしながら子供に書道を教えている。山田奈緒子が池田荘より里帰りするときは電車を8回乗り換えし113駅を通過してやってくるらしい。第2シリーズでは文字に不思議な力を持つという噂が立ち、売れっ子書道家になり政治家が直々に現れては選挙ポスターなどの文字を書いてもらいに依頼してくるほど。だが、強欲なのでかなりの大金を積まなければ書いてくれない。ちなみに娘に変わって事件を解決したこともある。決めセリフは「全部ごりっとお見通しだ!」である。映画版ではインターネット通販を始めた。
- 山田剛三
- 山田奈緒子の父で山田里見の夫。天才マジシャンで幼少時代の山田奈緒子に色々手品をしてあげていた。山田奈緒子の幼少時に水中脱出トリックの実験中に事故で亡くなる。
- ガッツ石まっ虫
- TRICK第3シーズンの蛾眉村に生息している昆虫。通称「ガッチュウ」。体が「ハネアリ」や「アシナガバチ」のような形をしているが顔がガッツ石松である。体長は10mm程度で甘いものにすぐ寄ってくる。「チョッチュー」と鳴きながら飛ぶ。害虫ではないらしい。殺虫剤「ハネアリイヤーン」に弱い。蛾眉村には数万匹単位で生息しているが、蛾眉村以外の地域では生息していないと言われている。ちなみに弱りながら飛んでいたガッツ石まっ虫の一匹をガッツ石松扮する金井源三に捕まえられて踏み潰された。
シリーズ
- TRICK - 2000年7月7日~9月15日放送。金曜23時枠。平均視聴率7.9%、最高視聴率9.9%。
- 母之泉
- まるごと消えた村
- パントマイムで人を殺す女
- 千里眼
- 黒門島
- TRICK2 - 2002年1月11日~3月22日放送。金曜23時枠。平均視聴率10.6%、最高視聴率12.3%。
- 六つ墓村
- 100パーセント当たる占い師
- サイ・トレイラー
- 天罰を下す子供
- 妖術使いの森
- TRICK劇場版 - 2002年11月9日公開。同シリーズ映画化。公開1週間での映画興行成績初登場ランク1位獲得。
- 木曜ドラマTRICK - 2003年10月16日~12月18日放送。木曜日夜9時放送。平均視聴率15.6%、最高視聴率17.8%。
- 言霊で人を操る男
- 瞬間移動の女
- 絶対死なない老人ホーム
- 死を呼ぶ駄洒落歌
- 念で物を生み出す女
出演
- 池田ハル - 大島蓉子
- ジャーミー君 - アベディン・モハメッド
- 照喜名保 - 瀬戸陽一朗
- 山田剛三 - 岡田真澄
主題歌
- 「Mystic Antique」(オープニングテーマ) - 辻陽
- 「月光」(TRICK・TRICK劇場版 エンディングテーマ) - 鬼束ちひろ
- 「流星群」(TRICK2 エンディングテーマ) - 鬼束ちひろ
- 「私とワルツを」(木曜ドラマTRICK エンディングテーマ) - 鬼束ちひろ
- ちなみに一度TRICK内で鬼束ちひろが同名役で出演したことがあった。
スタッフ
- プロデューサー - 桑田潔(テレビ朝日)、蒔田光治、山内章弘(東宝)
- 制作協力 - オフィスクレッシェンド
- 制作 - tv asahi /、東宝株式会社
第1シリーズ
- 脚本 - 蒔田光治、林誠人
- 監督 - 堤幸彦、保母浩章、大根仁、木村ひさし
第2シリーズ
- 脚本 - 蒔田光治、太田愛、福田卓郎
- 監督 - 堤幸彦、木村ひさし、鬼頭理三
第3シリーズ
- 脚本 - 蒔田光治、林誠人
- 監督 - 堤幸彦、木村ひさし、丸毛典子
外部リンク
- TRICK (TRICKテレビスペシャル 公式サイト)
