OEM
Keywords: OEM, 1980年代, ADバン, DVD, PDP, VHS, VTR, カメラ, キヤノン, コンパクトディスク
OEM は、次の複数の意味で使用される。
- Original Equipment Manufacturer。他社ブランドの製品を製造する企業。
- Original Equipment Manufacturing。 他社ブランドの製品を製造すること。
OEMシステムは家電や自動車メーカーなど様々な業種で利用されている。以前は競争相手のブランドを製造するということで、製品供給側からは敬遠されていたが、VTR戦争(1980年代)が行われていた当時は、VHS陣営である日本ビクターや松下電器産業といったメーカーは、他社VHSファミリー企業へVTRの供給をしていた。
OEMには三つのメリットがある。
- 一つ目は市場が立ち上がる時期である。製造技術やラインを持たない企業にとって、自社製造を開始するまでの期間OEM供給を受ける事で、他社との市場投入の差を埋めることができる。
- 二つ目は市場が成長期を迎えた段階。自社生産が追いつかない時に他社に委託するケース。
- 三つ目は市場が衰退する時期。自社生産から撤退し低コストで市場への製品供給が可能となる。
また、中小企業など営業力の弱い企業においては、OEM先の営業力を活用できるメリットもある。
VTRの黎明期は、まさしく一つ目の理由でOEM生産が行われていた。そして現在、VTRの技術は完全に成熟した段階に達しており、価格競争を通じて三つ目の状況になっている。日本国内の家電メーカー製の単機能VTRの多くは、韓国や中国などの海外企業のOEM製品である。
デジタルカメラにおいてはブランドとしてのシェアはキヤノン、ソニー、松下電器産業などが強いが、製造数としては大手カメラメーカー数社のOEM生産を請け負っている三洋電機が実質トップである。 プラズマテレビでは、要の部品であるプラズマディスプレイパネル(PDP)を日立製作所、松下電器、パイオニアが、ソニーなど他メーカへOEM供給を行っている他、液晶テレビでは主にシャープやサムスンがパネルを他メーカにOEM供給を行っている。 なお、販売される他社ブランドが流通業の場合は、プライベートブランド(PB)と呼ばれることが多い。
代表的なOEM製品
など
など
- その他
