赤いペガサス
Keywords: 赤いペガサス, 1977年, 1979年, 1988年, 1989年, F1グランプリ, JPS, スーパーカー, ティレル
赤いペガサスは村上もとかが1977年~1979年にかけて週刊少年サンデーに連載した漫画。
当時、日本においてはマイナーな存在だったF1グランプリを描いた先駆的な作品。時期尚早でブームを呼ぶまでには、至らなかったがF1の世界を認識させたといえる。後に、F1が日本でブレイクした頃の1988年~1989年には、村上もとか原作・千葉潔和画で赤いペガサス主人公赤馬研(ケン・アカバ)の甥の活躍を描く続編「赤いペガサスⅡ-翔-」が連載された。
当時はスーパーカーブームで、イメージ先行の作品が多かった中で、テクニック的にも、メカニック的にも、心理描写に関しても一線を画し高年齢層にもアピールした。
あらすじ
ケン・アカバ(赤馬研)は日系英国人のF1パイロットである。彼の血液は世界でも珍しいボンベイ・ブラッドという型で、緊急時には同じ血液を持つ妹ユキの輸血を受ける必要があることから、二人は常に行動を共にし、単なる兄妹以上の親密な絆で結ばれていた。
F1サーカスにおけるケン・アカバの活躍を、当時の実在のパイロット(マリオ・アンドレッティ、ジャッキー・イクス等)、マシン(タイレル《昔はティレルのことをこう呼んでいた》6輪、JPSのロータス等)と絡ませながら描く。
途中で世界的な輸血ネットが確立したことから、ユキは兄の軛(くびき)から逃れ、新進パイロット、ぺぺ・ラセールとの恋に燃えるのだった。
