診療放射線技師
Keywords: 診療放射線技師, 1984年, MRI, X線, アルファ粒子, ガンマ線, ベータ粒子, レントゲン写真, 医師, 医療
診療放射線技師(しんりょうほうしゃせんぎし)、病院などの医療機関において放射線を用いて撮影・治療を業務とする国家資格を有する医療技術職である。 業務の多くは元来医師(歯科医師を含む、以下同様)の行っていたものであったが、医療の複雑化とともに分業化が進み、現在の医療に診療放射線技師は不可欠の存在となっている。
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診療放射線技師の業務
医師又は歯科医師の指示の下に、放射線を人体に対して照射することができる。
- 照射には、撮影を含み、機器を人体内に挿入するものを除く
ここでいう「放射線」とは
をいう。 ここまでは、業務独占である。 この他、診療の補助として、磁気共鳴画像診断装置その他の画像による診断を行うための装置を用いた検査を行うことができる。
具体的には、医師の指示の下での、X線など放射線の治療のための照射、レントゲン写真の撮影、放射線を使用しない分野の画像診断(超音波検査、MRI撮影等)など多岐にわたる。
資格取得について
診療放射線技師の資格を得るには、国が定めた短期大学、専門学校、理系の大学の診療放射線学に関する学科を3年以上修めていなければならない。市場の需要動向はほぼ飽和状態にあり、日本放射線技師会は4年制大学による高等教育を推奨しているが、一部で専門学校による3年制養成機関の新設も行われており、ますます就職の難易度は上昇している。
関連職種
診療エックス線技師
診療エックス線技師は、診療放射線技師の業務のうち、取り扱うことのできる放射線が100万電子ボルト未満のエネルギーを有するX線に限られている。診療放射線技師の前身の資格(※注)であるが、いまだにこの資格で業務を行っている者も多い。
※注 1984年の診療放射線技師法改正の際、従来の「診療エックス線技師」は資格が廃止され、特例として法律施行時に100万電子ボルト未満のエネルギーを有するX線を人体に照射している者は診療エックス線技師の「名称を用いて」業務を継続して良いという表現となり、したがって「資格」としての診療エックス線技師は廃止され、現在その養成も試験も実施されていない。
臨床検査技師
診療放射線技師が行っている放射線を使用しない分野の画像診断分野(超音波検査、MRI撮影など)は、臨床検査技師と分野が重複する。但し、放射線を使用した画像化を目的とした検査は、医師の他は診療放射線技師の独占分野である。臨床検査技師も参照せよ。
