蛍石
Keywords: 蛍石, フッ化水素, フッ素, モース硬度, レンズ, 望遠鏡, 等軸晶系, 紫外線
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Fluorite_crystals_270x444.jpg
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蛍石の結晶
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蛍石の彫り物
蛍石(ほたるいし)は、鉱物の1種。英語名の読みのフローライト(Fluorite)という呼称でも呼ばれる。
主成分はフッ化カルシウム(CaF2)。等軸晶系。 色は無色、または内部の不純物により黄、緑、青、紫、灰色、褐色などを帯びる。加熱すると発光する。ただし、加熱する際は、割れてはじける場合があるので注意が必要である。また、紫外線を照射すると蛍光することでも知られており、なかには太陽光の紫外線によっても蛍光するものがある。しかし、蛍光する蛍石の産出地・産出量はイギリス産の一部など限られたものになっている。
劈開が良い鉱物であり、正八面体に割れる。
モース硬度は4であり、モース硬度の指標となっている。比重は3.18。
古くから製鉄などにおいて融剤として用いられてきた。現在では望遠鏡やカメラ用レンズのような高級光学レンズ材として用いられたり、フッ素の貯蔵に用いられることもある。
濃硫酸に入れて加熱するとフッ化水素が発生する。
特に光学レンズでの材料としては最高とまで言われている。これがレンズにした際にプリズムのような色分解が起きにくく、レンズ全体に渡って極めて安定した光学性能が得られる。しかし、単結晶化が難しく大型のレンズを作ることは極めて難しい。この為、直径20cmの凸レンズで100万円以上の高値になることもある。
