自動車
Keywords: 自動車, 1827年, 1860年, 1865年, 1876年, 1885年, 1896年, 1900年, 1907年
300px|thumb|自動車のイメージ 自動車(じどうしゃ、automobile/car)は、原動機の動力によって車輪を回転させ、軌条(軌道)や架線によらないで、走行する車両。人や荷物を運搬するために使用されることが多い道具・機械である。
通常は車輪が3個以上(ほとんどは4個以上の偶数個)のものを指すが、法律や行政関係用語では、農業機械や建設機械、二輪車(オートバイ)も含む場合がある。道路交通法などでは、車両の一区分として定義されており、軽車両(自転車など)と原動機付自転車を除く、原動機を積載した車両が自動車として定義されている。
- 例 - 小型(大型)特殊自動車、二輪自動車など
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歴史
初期には蒸気機関で動く蒸気自動車が存在した。これは蒸気機関車のようなレール上を走るものではなく、動く方向がある程度変えられるものである。その後、蒸気機関に多数の改良が加えられ、比較的小型のボイラーで高温・高圧の蒸気を使ったものが作られるようになった。
イギリスでは1827年ごろから定期バスとして都市部及び、都市間で広く用いられ、1860年ごろにはフランスでも用いられるようになった。1900年ごろにはアメリカ合衆国で、石炭の代わりに石油を使った蒸気自動車が作られ、さらに普及していった。アメリカ合衆国では、1920年代後半まで蒸気自動車が販売されていた。最終的に淘汰されたとは言え、蒸気自動車無くして、現在のモータリゼーションは無かったと言えよう。
1865年にイギリスで赤旗法が施行された。当時普及しはじめた蒸気自動車は、道路を傷め馬を驚かすと敵対視されており、住民の圧力によってこれを規制する赤旗法が成立した。この法律により、蒸気自動車は郊外では4マイル(6.4km)/h、市内では2マイル(3.2km)/hに速度を制限され、人や動物に警告する為に、赤い旗を持った歩行者が先導しなければならなくなった。
イギリスでの蒸気自動車の製造、開発は、この赤旗法が廃止される1896年まで停滞することになり、それに続くガソリン自動車の開発においても、ドイツやフランスが先行する事になる。
1876年、ドイツのニコラウス・オットーがガソリンで動作する内燃機関(ガソリンエンジン)を発明すると、ゴットリープ・ダイムラーがこれを改良。二輪車や馬車に取り付け、走行試験を行った。1885年にダイムラーによる特許が出されている。
1885年、ドイツのカール・ベンツは、ダイムラーとは別にエンジンを改良。車体から設計した3輪自動車をつくった。ベンツ夫人は夫の隙を狙いこの自動車を自力で運転し、製造者以外でも訓練さえすれば運転できる乗り物であることを証明した。ベンツは最初の自動車販売店を作り、生産した自動車を数百台販売した。また、ダイムラーも自動車会社を興した。現在、ガソリン式自動車の発明者はダイムラーとベンツの両人とされることが多い。
1885Benz.jpg
初期の自動車は手作りであるため非常に高価なものであり、貴族や大金持ちだけが所有できるものであった。そして彼らは自分たちが持っている自動車で競走をすることを考えた。
1907年には、フォードがフォード・T型を発売した。フォードは、流れ作業による生産方式を採用し自動車の価格を引き下げることに成功した。これにより裕福層の所有物であった自動車を、大衆が所有することが可能となり自動車産業は巨大なものとなっていった。
ヨーロッパでは1910年ごろに、大衆の自動車に対する欲求を満たすように、二輪車の部品や技術を用いて製造された小型軽量車、いわゆるサイクルカーが普及していった。
1922年に、フォードと同様の生産方法を用いたシトロエン・5CVやオースチン・セブンなどの小型大衆車が発売され、本格的に自動車が普及していく事になった。また、それに伴いサイクルカーは姿を消していく事になる。
自動車の種類
- 小型・普通乗用車
- 軽自動車 - 排気量や寸法に制限あり。1990年以降660cc以下
- 貨物自動車 - トラック、ライトバン、タンク車、トレーラーヘッド
- 大型乗用車 - バス (交通機関)
- 小型特殊自動車 - 産業機械(フォークリフトなど)、農業機械(コンバイン、耕運機、トラクターなど)、土木建設機械(ロードローラーなど)
- 大型特殊自動車 - 大型建設機械(クレーン、パワーショベル)
- 特種用途自動車 - キャンピングカー、救急車、消防車、霊柩車など
- オート三輪
- 全地形対応車
自動車の部品
- 内燃機関(エンジン)
- エンジンオイル
- ハイブリッドエンジン
- ディーゼルエンジン
- レシプロエンジン
- 水平対向エンジン
- 縦置き、横置き直列エンジン
- V型エンジン
- ガソリン直噴エンジン
- ロータリーエンジン
- 水素ロータリーエンジン
- ガスタービンエンジン
- 水素エンジン
- ドライブトレイン
- 変速機(トランスミッション)
- マニュアルトランスミッション(MT)
- セミオートマチックトランスミッション(セミAT)
- オートマチックトランスミッション(AT)
- 無段変速機(CVT)
- 二輪駆動
- 四輪駆動(4WD)
- デファレンシャル
- 変速機(トランスミッション)
- サスペンション
- 独立式懸架サスペンション
- ストラット式サスペンション
- ダブルウィッシュボーン式サスペンション
- マルチリンク式サスペンション
- エアサスペンション
- ホイール
- アルミホイール
- マグネシウムホイール
- タイヤ
- ステアリング
- ボディ/シャーシ
- マフラー
- ブレーキ
- フレーム
- バックミラー
- 灯火類
- ヘッドライト
- HID式ヘッドライト
- ハロゲンヘッドライト
- プロジェクターヘッドライト
- リトラクタブル・ヘッドライト
- ランプ
- フォグランプ
- ポジショニングランプ
- ヘッドライト
- その他
主な自動車メーカー
名前から車種を調べたい場合は、自動車の車種名一覧が便利。
日本の製造者
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過去に存在した日本の製造者
第二次世界大戦後
- 水島機器製作所
- 東日本重工(現三菱自動車工業)
- 東京電気自動車→たま電気自動車→プリンス自動車工業→富士精密→プリンス自動車(日産自動車に吸収合併)
- 汽船製造
- 金剛製作所
- 愛知機械
- 太田自動車製作所→高速機関工業→オオタ自動車工業
- 明和自動車工業
- 日本軽自動車
- パドル自動車工業
- 住江製作所
- 日本オートサンダル自動車
- 民生デーゼル工業→日産ディーゼル
- 日研機械工業
- 富士自動車(現・小松ゼノア)
- 岡村製作所
- 昌和製作所(現・創輝)
- 三井精機工業
- 東急くろがね工業
- ホープ自動車
- アラコ
外国の製造者・ブランド
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チューナー、デザイナー
- AC SCHNITZER
- RUF
- ケーニッヒ
- アルピナ
- 童夢
- TECH ART
- 9ff
- PSI MOTOR SPORT
- ゲンバラ
- SPORT TECHNIC
- Carlsson
- Lorinser
- アバルト
- イタルデザイン
- FUF
- ザガート
- ピニンファリーナ
- ベルトーネ
- MINE's
自動車に係る問題
- 環境問題(大気汚染、二酸化炭素の増加による温暖現象など)
- 2003年現在、LCA(ライフサイクルアセスメント = 製品やサービスの寿命までの間のエネルギー消費の評価手法)では、電気自動車よりハイブリッドカーが良いとされているが、将来は燃料電池車が良くなると考えられている。ただし、誤解されがちであるのだが、現行の燃料電池車も燃料電池とモーターのハイブリッド駆動を行っているので、広義的にはハイブリッド車は燃料電池車も含むこととなる。
- 路上駐車等運転者の交通ルール意識低下問題
- 交通事故の問題 - 携帯電話の使用の禁止、大型トラックへの90km/hリミッター義務付け、飲酒運転取締りの強化など
- 自動車利用の商業施設の増加による中心街の衰退 - ドーナツ化現象
- 暴走族による騒音や危険運転等の問題 - 初日の出暴走
- 製造コストのカットを目的とした複数車種にわたる共通設計の増加により、設計や部品に起因する不具合の発生時(リコール)の影響が大きい。
- 自家用車の発達(モータリゼーション)による公共交通機関の衰退、それに伴う交通弱者の増加
スポーツ、趣味としての自動車
- モータースポーツ
- フォーミュラカー
- レース
- JGTC 全日本GT選手権、DTM 、BGTC
- ラリー
- WRC、国内ラリー、パリ・ダカールラリー
- その他
- エンターテインメント
最新の技術動向
- ハイブリッドカー
- 燃料電池車
- 電気自動車
- バイフューエル
- コモンレールシステム (ディーゼルエンジン)
- ガソリン直噴エンジン
- ULEV、ZLEV
- HCCI(予混合気圧縮自着火)
- バイオディーゼル燃料
- 高濃度アルコール含有燃料
- 排気再循環(EGR)
- クルーズコントロール
- SH-AWD
- イモビライザー
自動車を利用した産業
自動車関連のテレビ番組
- 新車情報 → 新車ファイル クルマのツボ(テレビ神奈川 (tvk))
- カーグラフィックTV(テレビ朝日/BS朝日)
- 日本の名車 (BSフジ)
- 三軒茶屋モータリングクラブ(テレビ東京)
- モーターランド (テレビ愛知)
- トップギア (英BBC)
主な自動車情報誌
- NAVI
- ENGINE
- カーグラフィック
- カーマガジン
- モーターマガジン
- ル・ボラン
- 外車情報ウィズマン
- Tipo
- 月刊自家用車
- CARandDRIVER
- ドライバー
- CARトップ
- ベストカー
- F1速報
- WRC Plus
- UCG
- カーセンサー
- グー
- Goo WORLD
- カッチャオ.com
関連項目
- 自動車産業
- 自動車工業
- 自動車工学
- オートバイ
- 自転車
- 運転免許
- 自動車整備士
- 自賠責保険(通称「強制保険」)
- 車検
- カー・オブ・ザ・イヤー
- 日本カー・オブ・ザ・イヤー
- RJCカー・オブ・ザ・イヤー
- ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー
- 北米カー・オブ・ザ・イヤー
- モータースポーツ
- 寒冷地仕様
- 排ガス規制
- パークアンドライド
- キスアンドライド
- 自動車の車種名一覧
- 高度道路交通システム
- 自動車の整備
- 自動車リサイクル法
- カーオーディオ
- ナンバープレート
- 東京モーターショー
- カー用品店
- 輸入車
- 日本国内専用車
- クラシックカー
- 日本自動車連盟(JAF)
