紙幣

Keywords: 紙幣, 1929年, お金, アッシニア, アニメーション映画, アメリカ合衆国, インターネットオークション, ウッドロウ・ウィルソン, オーストラリア

日本で現在流通している紙幣については、日本銀行券を参照。

紙幣(しへい)とは、公的権力(主に国家)の後ろ盾の下、通貨お金として通用することが認められている特定デザインの紙札である。狭義には、「政府の発行する政府紙幣」を指し、この意味における紙幣は現在の日本には存在しないが、広義には、これに加え「強制通用力を付与された銀行券」を含むものとされる。以下、特に断りのない限り「紙幣」とは広義の紙幣を意味する。

古くは、(または)との交換ができることを保障に、紙幣を発行していた。(金本位制または銀本位制)しかし、1929年世界恐慌の時に、金の保有量しか紙幣が発行できない金本位制では、政府が必要な際に紙幣を発行できず、そのため公共事業などができず、不況を悪化させることがわかり、各国で金本位制を廃止し、管理通貨制へ移行した。

本位貨幣たる金貨や銀貨と交換ができる紙幣のことを兌換紙幣と呼び、券面にそれらの記載がある。日本の兌換紙幣は最初は兌換銀券であったが、明治30年に金本位制が採用されてからは、兌換金券となった。アメリカでは、ブルーシールの兌換銀券とイエローシールの兌換金券があった。

現在の日本の紙幣は、日本銀行が発行する日本銀行券のみである。以前は、大蔵省大蔵大臣の名において発行する日本政府紙幣(日本帝国政府紙幣、大日本帝国政府紙幣もあり)があった。

目次

歴史

第二次世界大戦後、日本では金融緊急措置令により6種類の紙幣が発行された。これをA券とよび、以後、B券、C券、D券が発行された。

2004年11月1日には20年ぶりに新しいデザインの1万円札、5千円札、千円札がE券として発行された。

偽造防止技術

紙幣には偽造を防止するための、さまざまな技術が用いられている。

透かし
日本を含めほとんどの国の紙幣は紙(植物繊維:主に楮、三椏、綿、マニラ麻など)製で、繊維の厚みを加減し透かしを入れている。また、オーストラリアなど一部の国にはプラスチック製(ポリマー)の紙幣も存在し、これらの紙幣では透明の窓を作ったり、ハイテクな透かしも存在する。
現在の日本の紙幣に使用される透かし技法は、「黒透かし」といわれる技法で、政府の許可なくしてこの技法を使った紙を製造することは、「すき入紙製造取締法」により禁止されており、これに反すると罰せられる。
ホログラム
日本のE券にも初めて採用されたが、薄い金属箔にレーザー光線を使って模様を描いた物で、角度によって色が変わって見える物である。現在各国の紙幣には普通にみられ、ユーロポンドスイスフラン等には複雑な模様が採用されている。
紫外線インク
紫外線を当てると発光するインク。日本ではD券の改札(赤茶色記番)から採用されていて、表面の印章の部分などに採用されている。また、デンマークノルウェーの紙幣では、紫外線ランプを当てると、紙幣のデザインに関連の様々なモチーフがあらわれる。

紙幣にまつわるエピソード

収集

紙幣の収集は貨幣収集の一環として行われることが多い。

関連項目

Keywords: 紙幣, 1929年, お金, アッシニア, アニメーション映画, アメリカ合衆国, インターネットオークション, ウッドロウ・ウィルソン, オーストラリア