研究科
Keywords: 研究科, 1999年, 2000年, 2001年, 2002年, 2003年, 2004年, 九州大学, 京都大学
研究科とは、大学院において、専門分野に応じて組織された教育研究上の基本となる組織のことである(大学院設置基準5条)。大学の学部に相当する。学校教育法第66条によって、大学院には、研究科をおくことが常例とされているが、教育研究上、有益かつ適切なときは研究科以外の教育研究上の基本となる組織を置くことができるとされている。
研究科には、さらに細分化された数個の専攻をおくことが常例とされている。しかし、教育研究上、特に問題がない場合は、一個の専攻のみがおかれる。(大学院設置基準6条)
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独立研究科・大学院大学(独立大学院)
日本では、大学院の研究科は学部を基礎として組織されることが多かったが、学部に基礎をおかない研究科をおく場合が増えてきている。これを独立研究科と呼ぶ。京都大学大学院情報学研究科などは、その一つの例である。
また、大学院の研究科だけで大学を構成し、学部をおかない大学もみられるようになった。このような大学は、大学院大学や独立大学院などと呼ばれている。
研究部・教育部制度
1999年5月に改正された学校教育法第66条に基づいて大学院は研究科以外の教育研究上の基本組織を置くことが可能となった。
これを受けて国立学校設置法第3条の4では具体的に大学院に教員の研究組織である研究部と大学院生の教育組織である教育部を設置できることが定められた。
これら法規の改正に基づいて2000年には東京大学では新たに大学院情報学環・学際情報学府が設置され、九州大学では全研究科が研究院と学府に改組された。
同様の形態の大学院は、まず2001年に横浜国立大学大学院工学研究院・工学府、大学院環境情報研究院・環境情報学府、千葉大学大学院医学研究院・薬学研究院・医学薬学府が、続く2002年には京都大学大学院地球環境学堂・地球環境学舎、東北大学大学院教育情報学研究部・教育部が、さらに2003年に熊本大学大学院医学薬学研究部・医学教育部・薬学教育部、山梨大学大学院医学薬学総合研究部・教育部、東京医科歯科大学大学院疾患生命科学研究部・生命情報科学教育部が設置されている。2004年には東京大学に専門職大学院として、公共政策学教育部・公共政策学連携研究部が設置された。
なお、東京大学の学環・学府、京都大学の学堂・学舎、九州大学他の研究院・学府にはそれぞれ国立大学設置法に定める研究部・教育部が対応する。
研究科の一覧
研究科の一覧を参照すること。
