玉露

Keywords: 玉露, 煎茶, 碾茶

玉露ぎょくろ)は、製造法上の分類としては煎茶の一種であるが、栽培方法に特徴がある。すなわち、玉露の原料となる茶葉は、収穫の前(最低二週間程度)被覆を施される。これにより、煎茶の旨味の原因とされるアミノ酸が増加し、逆に渋みの原因とされるカテキン類(いわゆるタンニン)が減少する。また、被覆により特徴的な香り(かぶせ香)が生ずる。このような栽培方法は碾茶と同様であるが、すでに安土桃山時代に行われていたとの記録がある。玉露は日本の煎茶として高級のものと考えて良いが、品評会等では一般的な煎茶とは別のものとして扱われる。飲用に際して、玉露の滋味と香気の特徴を活かすには、60℃程度の低温の湯で浸出することが重要である。

Keywords: 玉露, 煎茶, 碾茶