東京都
Keywords: 東京都, 10月1日, 14世紀, 1867年, 1868年, 1869年
世界 > アジア > 東アジア > 日本 > 関東地方 > 東京都
令制国一覧 > 東海道武蔵国(旧葛飾郡は近世初期まで下総国、伊豆諸島は伊豆国)
| 東京都のデータ | |
| center|東京都の位置 | |
| 自治体コード | 013000-1 |
| 面積 | 2187.05km² |
| 総人口 | 12,463,734人 (2005年2月1日現在) |
| 県(都)内総生産 | 852,296億円 (2000年現在:全国第1位) |
| 都民の日 | 10月1日 |
| ISO 3166-2 | JP-13 |
| 東京都の花 | ソメイヨシノ |
| 東京都の木 | イチョウ |
| 東京都の鳥 | ユリカモメ |
| 東京都の歌 | 東京市歌・東京都歌 |
| 知事 | 石原慎太郎 |
| 東京都庁 | |
| 所在地 | 〒163-8001 |
| 東京都新宿区西新宿2丁目8番1号 | |
| 電話番号 | 03-5321-1111 |
| 外部リンク | 東京都庁 |
東京都(とうきょうと)は、日本の首都機能がある東京を管轄する地方自治体である。
人口は12,463,942人(2005年1月1日現在)。日本の政治、行政、経済の中心。1943年に東京都制(昭和18年法律第89号)が施行され 、東京府と東京市が統合して成立した。その後、地方自治法の施行によって東京都制は廃止されたが、「東京都」の名称は引き継がれ、現在に至っている。東京都は府県相当の機能と、23の特別区(東京23区)の区域における市としての機能とを併せ持つ、広域的地方公共団体である。
なお、旧"東京市"に該当する現東京23区を都内、それ以外の市町村を都下と表現することがあるが、たとえば県内と県下が同じ意味であることを考えると、おかしな表現である。また、市町村の住民には「都下」という表現を嫌う傾向がある。
| 目次 |
|
|
地理
thumb|市区町村境界図(諸島部を除く)
- 関東平野に位置し、東京湾に面している。東京都の行政区には、ほかに小笠原諸島と伊豆諸島を含む。
- 関東地方
- 日本の最南端(沖ノ鳥島)、および最東端(南鳥島)を持つ。
- 地域としては特別区(23区)と三多摩および島嶼部(伊豆諸島・小笠原諸島)に分けられる。
特別区(23区)
- 東部には隅田川・荒川・江戸川等の流域に低地が広がり、下町と呼ばれている。
- 西側から武蔵野台地の末端部である幾つもの舌状台地が伸びており、山の手と呼ばれる。
- 南部の多摩川沿いの地域には低地が続いている。
- 臨海部には埋立地が続いている。
三多摩地域
島嶼
伊豆諸島
小笠原諸島
隣接都道府県
歴史
江戸の歴史も参照。
現代の東京都の領域は古代の武蔵国多麻郡、荏原郡、豊島郡と足立郡の一部及び下総国葛飾郡の一部に相当する。近世初期に隅田川から利根川(現代の江戸川下流)の間が武蔵国葛飾郡として編入された。武蔵国は現代の東京都だけでなく、埼玉県と神奈川県東北部を含む大国であるが、国府は現代の東京都府中市にあった。古代の武蔵国は東山道に属していたが、771年に東海道所属に変更された。
延喜式神名帳には足立郡に氷川神社(名神大社)、多磨郡に小野神社(一ノ宮)、阿伎留神社、青渭神社などが見えるが、後世武蔵国総社とされた大国御魂神社や東京の神社として著名な神田明神、日枝神社の名は見えない。
かなり古い時代から渡来人が住んでいたようで、亀塚古墳のある狛江郷(現・狛江市周辺)は高句麗に由来するとされ、他にも渡来人にまつわる伝承は多い。武蔵野の開発は渡来人の灌漑技術によるところが大きいとされる。
中世には武蔵七党と呼ばれる武士団が興り、関東に進出した畿内(関西)の河内源氏の家人となった。源平合戦では豊島氏、足立氏、葛西氏らが活躍している。12世紀には豊島郡江戸郷の名が見え、この地を本拠とする江戸氏も興った。14世紀には新田義貞が鎌倉幕府軍を破った分倍河原の戦いが名高い。
戦国時代には扇ヶ谷上杉氏の家宰であった太田氏が台頭し、江戸城を築いた太田道灌が武蔵の掌握に力を注いだが暗殺され、小田原城を拠点とする後北条氏が武蔵に進出する。北条氏照は八王子城を築き西方の甲斐国の武田氏に備えた。その北条氏も豊臣秀吉の小田原攻めによって滅び、三河国の徳川家康が関東に転封、江戸城に入る。やがて豊臣氏を滅ぼした徳川家康は江戸に幕府を開き、ここに首都は京都ながら江戸は日本の行政所在地となる。(江戸時代)
1867年徳川慶喜が大政奉還を行うと、翌年江戸は東京と改称され、1869年明治天皇が皇居(旧・江戸城)に入ると名実ともに近代日本の首都となった(しかし、首都を京都から東京へ移す遷都令は無く、東京を首都とする法的根拠も無い)。全国から新政府に仕える人々が集まり、多くは皇居周辺(後世の山手線内側)に住んだ。これが山の手族の起源である。また築地には外国人居留地が設けられ、銀座には西洋風のレンガ街が作られて文明開化が進んだ。
大正期に入ると東京市への人口流入はさらに進み、1920年の人口は370万人になったが、1923年関東大震災に襲われ、特に下町が大打撃を受け、一時、大阪市の人口が東京市を抜く。
その後、第二次世界大戦末期の東京大空襲によって市街地の大半が焼け野原となった。しかし東京オリンピックによって戦後復興は終わりを告げ、東京は高度経済成長のなかで新日本の政治・経済の中心として大発展を遂げる。1980年代後半にはバブル景気によって異常な地価高騰に見舞われた。1991年には新宿に都庁新庁舎が完成し、東京の新たなシンボルとなった。その後はバブル崩壊が進み経済は低迷。 しかし、1999年の石原慎太郎都政発足以降、品川、丸の内、汐留および臨海地区などの再開発がめざましく、知事の東京至上構想や、I LOVE NEW TOKYOプロジェクト立ち上げなど、超過密都市でありながら尚も活発な経済活動を示唆している。
古代
中世
- 1333年 新田義貞、分倍河原で鎌倉幕府軍を破る
- 1416年 上杉禅秀の乱
- 1457年 この頃、太田道灌江戸城を築く
- 1486年 太田道灌、相模の上杉定正の館で暗殺される
- 1524年 北条氏綱、江戸城に入城
- 1582年 この頃、北条氏康八王子城を本格築城
- 1590年 豊臣軍の前に江戸城開城、八王子城落城。徳川家康、関東入部。
江戸時代
- 1603年 徳川家康、征夷大将軍に任じられ、江戸開府。
- 1635年 武家諸法度、参勤交代の制を定める
- 1651年 由比正雪の乱
- 1657年 江戸大火。吉原遊郭、浅草に移転(新吉原)
- 1702年 赤穂浪士、吉良邸討ち入り
- 1707年 富士宝永山噴火、江戸にも降灰。
- 1714年 絵島事件
- 1723年 火の見櫓設置を指示
- 1727年 武蔵野新田開発
- 1783年 浅間山噴火、江戸にも降灰。
- 1791年 男女混浴禁止令
- 1805年 関東取締出役設置
- 1836年 江戸名所図会刊行完了
- 1839年 蛮社の獄
- 1840年 遠山景元、町奉行となる
- 1855年 江戸大地震
- 1860年 桜田門外の変
- 1866年 江戸各所で打ち壊し
- 1867年 大政奉還
- 1868年 彰義隊の変(5月) / 江戸を東京と改称(7月) / 明治改元(9月) / 明治天皇、東京に行幸(10月)
近代以降
- 1869年
- 1871年 廃藩置県、東京府設置。
- 1874年 東京警視庁設置
- 1882年 上野動物園完成
- 1889年 市町村制施行され、東京市誕生。
- 1899年 築地居留地廃止
- 1905年 日比谷焼打事件
- 1923年 関東大震災
- 1927年 地下鉄開通
- 1936年 国会議事堂落成
- 1942年 東京初空襲
- 1943年 東京都成立
- 1945年 東京大空襲(3月) / 米軍進駐(9月)
- 1958年 東京タワー完成
- 1964年 東海道新幹線開通(10月1日) / 東京オリンピック(10月10日~24日)
- 1968年 小笠原諸島返還
- 1968年 三億円事件(府中市)
- 1970年 三島由紀夫決起事件
- 1974年 三菱重工ビル爆破事件
- 1977年 立川基地全面返還(立川市)
- 1978年 新東京国際空港(現成田国際空港)開港、東京国際空港(羽田空港)は原則国内線専用に。
- 1986年 地価急騰、狂乱地価。
- 1988年 東京ドーム完成
- 1991年 東京の電話局番4桁になる(1月) / 新宿に東京都庁舎(東京都庁新庁舎)完成(3月)
- 1993年 東京湾連絡橋レインボーブリッジ完成
- 1995年 地下鉄サリン事件 / 東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)開局(11月)
- 1998年 山一證券倒産(バブル崩壊)
- 1999年 石原慎太郎都知事初当選(現職知事)
行政区域の変遷
- 1868年(慶応 4)- 東京と命名(江戸からの名称変更)。
- 1872年(明治 5)- 東京府が現23区の範囲に拡大。
- 1889年(明治22)- 市制・町村制が施行され、新たに東京市を設置(15区設置)。
- 1893年(明治26)- 三多摩地方が東京府に編入。
- 1898年(明治31)- 東京市の「市政特例」が廃止され、一般市制に移行し東京市役所が開設(移行日である10月1日は1952年(昭和27)から「都民の日」とされる。)。
- 1932年(昭和 7)- 5郡(荏原郡、豊多摩郡、北多摩郡、南足立郡及び南葛飾郡)82町村を東京市に編入。東京市は35区になる。
- 1943年(昭和18)- 東京府と東京市を統合、東京都と改称。
- 1947年(昭和22)- 地方自治法施行。区は23区となり、特別地方公共団体である「特別区」になる。
人口
年齢構成
年齢5歳階級別人口
2003年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
| 年齢 | 人口 |
|---|---|
| 0~4歳 | 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png 490 |
| 5~9 | 画像:g30.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png 473 |
| 10~14 | 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png 513 |
| 15~19 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g01.png 651 |
| 20~24 | 画像:g50.png画像:g30.png画像:g01.png 860 |
| 25~29 | 画像:g50.png画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 1045 |
| 30~34 | 画像:g100.png画像:g05.png画像:g01.png 1116 |
| 35~39 | 画像:g50.png画像:g30.png画像:g10.png画像:g01.png 968 |
| 40~44 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png 800 |
| 45~49 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png 710 |
| 50~54 | 画像:g50.png画像:g30.png画像:g01.png画像:g01.png 871 |
| 55~59 | 画像:g50.png画像:g30.png画像:g01.png 858 |
| 60~64 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png 794 |
| 65~69 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png 699 |
| 70~74 | 画像:g50.png画像:g03.png画像:g01.png 569 |
| 75~79 | 画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 417 |
| 80歳以上 | 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png 476 |
年齢5歳階級別人口
2003年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
| 男 | 年齢 | 女 |
|---|---|---|
| 251 画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png | 0~4歳 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r01.png画像:r01.png 239 |
| 242 画像:g10.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png | 5~9 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r01.png 231 |
| 260 画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png | 10~14 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r03.png画像:r01.png 253 |
| 334 画像:g30.png画像:g01.png | 15~19 | 画像:r30.png 317 |
| 446 画像:g30.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png | 20~24 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png画像:r01.png 414 |
| 545 画像:g50.png画像:g01.png | 25~29 | 画像:r30.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r01.png画像:r01.png 500 |
| 573 画像:g50.png画像:g03.png画像:g01.png | 30~34 | 画像:r50.png画像:r01.png 543 |
| 504 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png | 35~39 | 画像:r30.png画像:r10.png画像:r03.png画像:r01.png 464 |
| 415 画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png | 40~44 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r01.png 385 |
| 364 画像:g30.png画像:g03.png画像:g01.png | 45~49 | 画像:r30.png画像:r01.png画像:r01.png 346 |
| 442 画像:g30.png画像:g10.png画像:g01.png | 50~54 | 画像:r30.png画像:r10.png 429 |
| 426 画像:g30.png画像:g10.png | 55~59 | 画像:r30.png画像:r10.png画像:r01.png 432 |
| 383 画像:g30.png画像:g05.png画像:g01.png | 60~64 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png画像:r01.png 411 |
| 330 画像:g30.png画像:g01.png | 65~69 | 画像:r30.png画像:r05.png 369 |
| 261 画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png | 70~74 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r03.png画像:r01.png 308 |
| 180 画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png | 75~79 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r01.png画像:r01.png 237 |
| 163 画像:g10.png画像:g05.png | 80歳以上 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r03.png画像:r01.png 313 |
- データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口
(総務省統計局)
行政組織
- 東京都 - 東京都域全体の広域行政と特別区の区域における大都市行政。
- 特別地方公共団体(特別区) : 千代田区、中央区、台東区など23区
- 特別区の一部事務組合(3団体)
- 普通地方公共団体(市町村)
- 市町村の一部事務組合(34団体)
- 財産区(1市2町に8つの財産区)
- 警視庁
200px|thumb|東京タワーと増上寺
==政治==平成十七年3月9日現在
会派構成
- 東京都議会自由民主党 51議席
- 都議会公明党 21議席
- 都議会民主党 19議席
- 日本共産党東京都議会議員団 15議席
- 都議会生活者ネットワーク 6議席
- 無所属(友愛) 1議席
- 無所属(行政110番) 1議席
- 無所属(自治市民’93) 1議席
- 無所属(とうきょう民主) 1議席
- 無所属(市民の党) 1議席
経済
江戸時代、江戸(東京)は行政府の置かれている場所として経済的にも重要な地であり、人口100万人を超えていたと言われる日本最大の消費地であった。しかし「日本の富の7分は大坂に」と言われるように経済の中心地は大坂であり、今日のように東京が経済の中心地となったのは、戦後の昭和30年以降である。
明治政府は、欧米諸国へのキャッチアップのため東京への一極集中を進め、その流れは太平洋戦争後も引き継がれた。高度経済成長期にはこの流れが加速され、バブル経済期に最高潮に達した。その結果、国内総生産における東京都が占める割合は16%程度となり、全国の証券取引所における証券取引の約8割が東京証券取引所を占めるなど、日本経済において東京は圧倒的な地位を占めるようになった。
近年では、過度の集中に対する反省から、首都機能移転が議論されており、一時期では本社機能を東京から移転する企業も出てくるなど、経済における東京の一極集中を是正しようとする傾向も見られたが、最近では千代田区や港区の都心再開発の勢いが凄まじく、首都機能移転の議論は遅々として進んでいない。
都内総生産(名目)は84兆7628億円(2001年(平成13)度、東京都)で、日本の国内総生産の16.9%(2001年(平成13)度、東京都)を占めている。この比率は最近10年間においてほとんど変わっていない。国内経済の低迷に伴い、都内経済も低迷傾向にあるが、国内景気ほど落ち込んではおらず、今後は国内経済の回復に伴って都内経済も回復すると見込まれている。
東京は世界第2位経済大国の中心として、未だに世界経済でも大きな地位を占め、東京証券取引所はニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所と並ぶ重要性を持っている。
産業
東京都内総生産の産業別構成比は、第1次産業が0.1%、第2次産業が18.6%、第3次産業が91.5%である(平成13年度。この他に控除すべき数値があるため合計は100%を超える)。このように、第1次産業が占める割合は極めて少なく、第3次産業が占める割合が高く、特にサービス業・卸、小売業の比率が高い。また、首都と言う性格上大手企業の本社が数多くあり、本社機能の提供するサービスも高い比率を占める。そのため、東京都の産業連関表では「財(農林水産業、鉱業、製造業、建設及び電気・ガス・水道)・サービス・本社」という三部門に分かれている。
第1次産業
農業
東京都の耕地面積は 8460ha(2003年(平成15)、農林水産省)で、全国最低である。農地は三多摩地域に集中している。区部の農地は年々縮小しており、農地がまったくない区も少なくない。東京都では、大消費地に近い地理的特性から、野菜・果樹・花卉が主に生産されており、コマツナ、ホウレンソウが主要な生産物である。特にコマツナは中央卸売市場の総入荷量のうち、32.5%(2000年、東京都)を占める。かつては練馬大根が特産物であったが、現在ではあまり生産されていない。
畜産業
東京都の畜産業は、都市化の急激な進展によって、年々生産者が減りつつある。しかしながら、大消費地に近いという有利な条件を生かし、生産者は経営体質の強化を図っている。また、東京都畜産試験場が新品種の開発に力を入れており、これまでに「TOKYO X」(豚)、「東京しゃも」(軍鶏)、「東京うこっけい」(ウコッケイ)が開発されている。このうち、「TOKYO X」はブランドとしての認知度が高まりつつある。
林業
東京都の森林面積は、東京都の総面積の約36.0%を占めるが、木材価格の低下、林業経営コストの上昇、林業従事者の高齢化などの要因により、東京都の林業は衰退の一途をたどっている。そのため、森林の荒廃が進みつつあり、環境問題となりつつある。
水産業
かつて、東京湾は「江戸前の海」と呼ばれ、江戸前寿司の語源となるような漁場であったが、現在の水産業の中心は島嶼地域である。そのうち、伊豆大島付近、八丈島付近の海域での漁獲量が多い。種類別ではカツオ類、トサカノリ、アジ類が多い。また、くさやの干物のような特産物もある。
第2次産業
製造業
東京都は京浜工業地帯の一角であり、東京湾沿岸部を中心に事業所が多く集まる。また、日野市、府中市、八王子市、羽村市、瑞穂町、青梅市など、多摩地区にも大型の事業所が多くあり、これら地域の製品出荷額も多い。東京都には幅広い分野の製造業が営まれており、特に印刷、情報通信機械の占める割合が多く、これらの分野での製品出荷額は全国一位である(平成14年、東京都)。また、皮革、精密機械の出荷額も全国一位である(平成14年、同)。その他、電気機械、輸送用機械、一般機械の出荷額が多い。
建設業
いわゆる大手ゼネコンと呼ばれる総合建設会社の本社の多くが集中する。
第3次産業
金融・保険
- 日本の金融の中心地であり、東アジアにおける金融の一大拠点でもある。
サービス
放送
- ※マスコミの項参照
商業
東京都の商業は、生産額が19兆4627億円(2001年、東京都)であり、都内総生産のうち23.0%(同)を占め、サービス業についで高い割合を占める。
日本の商業において、東京都の占める割合は大きく、事業所数は10.5%、従業員数は14.3%、販売額は32.2%(2002年、東京都)を占めており、いずれも全国一位である。特に卸売業の占める割合が大きく、事業所数は15.2%、従業者数は22.6%、販売額は38.7%(同)を占めている。事業所、従業員数に比べて販売額が大きいのが特徴で、取扱額が大きい事業所が多いことを示している。小売業は事業所数が9.2%、従業者数が10.2%、販売額が12.4%(同)で、卸売業ほど占める割合が大きくないが、いずれも全国一位である。
東京都の卸売業と小売業を比較すると、事業所数では小売業が卸売業を大幅に上回るが、販売額では、卸売業が小売業に比べて圧倒的な割合を占め、やはり卸売業では取扱額が大きい事業所が多いことが示されている。
卸売業
東京都の卸売業は、事業所数57,653、販売額は159兆9582億5200万円(2002年、東京都)である。事業所数では、従業員30人以下の小規模な事業所が多いが、販売額は100人以上の大規模事業所が約63%と圧倒的な比率を占める。事業所は区部に集中しており、特に中央区に多い。
産業小分類別に見ると、機械器具卸売業が販売額41兆3759億8400万円(同)で多数を占め、以下各種商品卸売業、建築材料、鉱物・金属材料等卸売業、飲食料品卸売業、と続く。機械器具卸売業は、電気機械器具卸売業の占める割合が半数以上を占める。各種商品卸売業は、事業所数が149と非常に少ないにもかかわらず、販売額が40兆4902億7300万円であり、非常に規模が大きい事業所があることが示されている。
小売業
東京都の小売業は、商店数119,016、販売額は16兆7460億3500万円(2002年、東京都)である。商店数は区部に多く、販売額に占める割合も多い。特に中央区、新宿区、渋谷区等、百貨店や家電量販店、各種専門店が集中する繁華街がある地域で販売額が大きい。
不動産
- 三井不動産・三菱地所などの大手不動産会社の本社所在地。
- オフィスビル・店舗・マンションなどの需要が多く、また、丸の内、日本橋や六本木の再開発などの大規模開発が進んでいる。
- バブル景気時代に過熱した不動産価格はその崩壊後大幅に下落したが、近年では海外投資家による不動産投資も行なわれており、これらを受けて取引は活発化してきている。
姉妹友好都市
- ニューヨーク(アメリカ合衆国)
- 北京(中華人民共和国)
- パリ(フランス)
- ニューサウスウェールズ州(オーストラリア)
- ソウル特別市(大韓民国)
- ジャカルタ(インドネシア共和国)
- サンパウロ州(ブラジル連邦共和国)
- カイロ県(エジプト・アラブ共和国)
- モスクワ(ロシア連邦)
- ベルリン(ドイツ連邦共和国)
- ローマ(イタリア共和国)
地域
- 以下の23区・26市・1郡・5町・8村がある。
特別区(23区)
三多摩地域
市部
郡部
島嶼(とうしょ)部
マスコミ
新聞
一般全国紙
夕刊全国紙
地方紙
スポーツ紙
放送局
- NHK放送センター(総合テレビ・デジタル総合テレビ・ラジオ第一放送は関東広域圏(デジタル総合テレビは茨城県を除く)、FMラジオ放送は東京都を、教育テレビ・デジタル教育テレビ・ラジオ第二放送・衛星放送は全国をサービスエリアとする)
関東広域圏で放送するチャンネル
東京都のみを対象に放送するチャンネル
- 東京メトロポリタンテレビジョン
- エフエム東京(小笠原諸島は中継局が無いため聴取不可)
- J-WAVE(伊豆諸島・小笠原諸島は中継局が無いため聴取不可)
- AFN(アメリカ軍放送)
全国を対象に放送するチャンネル
交通
空港
- 東京国際空港(羽田空港)- 大田区にある。国内線を中心として韓国ソウル(金浦空港)を結ぶ路線を中心とする少数の国際線も発着する。
- 世界から日本の首都東京への連絡には主に成田国際空港(成田空港) が使われる。羽田と逆に国際線を中心として少数の国内線も発着。所在地は千葉県 成田市(用地の一部は隣接町)。1991年3月に空港ターミナル直下に鉄道が乗り入れるようになり、東京都内への連絡は一応整ったとされる(着工したものの完成することがなかった「成田新幹線」の施設(駅など)を一部活用し、JR線・京成線と接続した。開港時より京成スカイライナーは運行していたが、当時の成田空港駅(現・東成田駅)はターミナルから少し距離があった)。
- 調布飛行場 - 新中央航空が伊豆諸島へ定期便を運航。
鉄道
- その他主に23区内の連絡
- 東京モノレール、京急空港線、東急池上線、東急大井町線、東急世田谷線、東急多摩川線、京王新線、西武有楽町線、東武亀戸線、東武大師線、京成押上線、京成金町線、都電荒川線、りんかい線、新交通ゆりかもめ
- 23区内の連絡ならびに近郊との連絡
- JR
- 私鉄
- 京急本線、東急目黒線、東急東横線、東急田園都市線、京王井の頭線、小田急小田原線、京王線、西武新宿線、西武池袋線、東武東上本線、京成本線、東武伊勢崎線、北総鉄道北総線、東京地下鉄東西線、東京地下鉄有楽町線、埼玉高速鉄道線、都営地下鉄新宿線、(つくばエクスプレス ※2005年開業予定)
- 三多摩地区の連絡
- JR
- 私鉄
- 広範囲な連絡
- 新幹線
- 在来線
道路
- 一般道路
- 内堀通り、外堀通り、晴海通り、外苑東通り、外苑西通り、明治通り、山手通り、環七通り、環八通り、白山通り、春日通り・川越街道(国道254号)、北本通り(国道122号)、尾竹橋通り、本郷通り、高島通り、中央通り、第一京浜(国道15号)、桜田通り・第二京浜(国道1号)、中原街道、目黒通り、青山通り・玉川通り(国道246号)、世田谷通り、新宿通り・甲州街道(国道20号)、大久保通り、中野通り、五日市街道、青梅街道、新青梅街道、千川通り、目白通り、中山道(国道17号)、昭和通り・日光街道(国道4号)、江戸通り・水戸街道(国道6号)、京葉道路・千葉街道(国道14号)、新大橋通り、三ツ目通り、四ツ目通り、平和橋通り、葛西橋通り、湾岸道路(国道357号)、吉祥寺通り、東八道路、小金井街道、新小金井街道、所沢街道、志木街道、府中街道、立川通り、奥多摩街道、川崎街道、滝山街道、陣馬街道、多摩ニュータウン通り、鎌倉街道、鶴川街道、町田街道、東京環状(国道16号)
バス
- 小田急バス - 小田急シティバス
- 神奈川中央交通
- 関東バス - ケイビーバス
- 京王電鉄バス - 京王バス東 - 京王バス中央 - 京王バス南
- 京成バス - 京成タウンバス
- 京浜急行バス - 羽田京急バス
- 国際興業バス
- 立川バス - シティバス立川
- 東急バス - 東急トランセ
- 東京都交通局(都営バス)
- 東武バス(東武バスセントラル) - 朝日バス
- 西武バス
- 西東京バス - 多摩バス
- 日立自動車
- 新日本観光自動車
- 大島旅客自動車
- 三宅村営バス
- 八丈町営バス
- 小笠原村営バス
港湾
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
東京副都心(7ヶ所)
東京都が策定した副都心。全部で7箇所ある。
新宿副都心 - 池袋副都心 - 渋谷副都心 - 上野・浅草副都心 - 錦糸町副都心 - 大崎副都心 - 臨海副都心
東京都にある大学
- 首都大学東京
- ※2005年4月に4つの都立大学が統合して開学予定。
- 青山学院大学
- 亜細亜大学
- 桜美林大学
- 学習院大学
- 慶應義塾大学
- 工学院大学
- 國學院大學
- 国際基督教大学
- 国士舘大学
- 駒澤大学
- 芝浦工業大学
- 上智大学
- 昭和大学
- 専修大学
- 大東文化大学
- 拓殖大学
- 中央大学
- 帝京大学
- 東京農業大学
- 東京理科大学
- 東邦大学
- 日本大学
- 法政大学
- 武蔵工業大学
- 明治大学
- 明治学院大学
- 立教大学
- 早稲田大学
その他
関連項目
外部リンク
| 50px | 日本の都道府県 | 50px |
|---|---|---|
|
北海道 |
青森県 |
岩手県 |
宮城県 |
秋田県 |
山形県 |
福島県 | ||
| 東京都の市区郡町村 |
| 特別区 足立区 |
荒川区 |
板橋区 |
江戸川区 |
大田区 |
葛飾区 |
北区 |
江東区 |
