日本人
Keywords: 日本人, アイヌ, インカ帝国, チベット, ネパール, バイカル湖, バリ島, ブリヤート人, ペルー, モンゴロイド
日本人(にほんじん・にっぽんじん)とは一般に以下のいずれかの分類の人々を指す。
- 国家的分類:日本国籍を有する、日本という国家の合法的な市民(=日本国民)。
- 民族的分類:日本列島に土着の主要民族である大和民族の文化、言語(注)、歴史などを共有し、同じモンゴロイドの血統(人種)を持つ人々。
注)一般的には日本語であるが、近縁言語である琉球語を使用する地域も有る。
アメリカのような多民族国家と異なり、日本のような国民国家では国家的分類の「日本人」と民族的分類の「日本人」とが混同される傾向にある。
「日本人」に似た民族
日本海をはさんで隣の国の、朝鮮民族と漢民族には、民族的な日本人と共通した外観を持った人が多い。これは、日本人の中核をしめる新モンゴロイドの比率が高いからだと思われる。弥生時代から古墳時代にかけて漢・朝鮮からは帰化人(渡来人)が多くやってきているがその比率に関しては諸説ありどの程度の比率を占めているか、どれぐらい影響を及ぼしたかはよく分かっていない。また日本から朝鮮や中国に渡来した者も居たようである。
従来の説では、日本人は縄文系の古モンゴロイドの上に渡来してきた弥生系の新モンゴロイドが混血して現代の日本人を形成していると言われているが最近の研究では多くの異説が出てきている。
最近の説ではバイカル湖周辺に住む新モンゴロイドのブリヤート人が日本人のルーツと言われており比較的似ている。血液型の比較でもブリヤート人が一番近く、隣の朝鮮人や中国(華北人)はやや離れている。また華南人や東南アジアは近く大きく異なっている。しかしながら、日本以外のアジア諸国では中世まで、大きな民族移動が頻繁に行われていたため、日本人と同じルーツを持った孤立した民族が点在して残っている可能性が考えられる。逆に飲み込まれて消滅してしまった民族も多数存在する可能性がある。
チベット人、ネパール人には、日本人に似た外観をした人がいる。東南アジアの民族よりも日本人に似ている。これは、東南アジアの民族が旧モンゴロイドが多く、チベット・ネパールの方が新モンゴロイドの比率が高い為だと思われる。研究によれば血液型や湿った耳あかなどの分布は沖縄と台湾を境に大きく異なっている。
バリ島の原住民族も、日本人に似ている割合が非常に多い。
インカ帝国の末裔、ペルーの原住民族も日本人に外観が似ている。一説には縄文人は海を渡って中南米へ到達していたと言う説もあるが仮説の域を出ていない。
