協定世界時
Keywords: 協定世界時, 1958年, ISO 8601, グリニッジ標準時, セシウム, セーヴル, フランス, 世界時, 原子時計, 国際単位系
協定世界時(きょうていせかいじ UTC: Coordinated Universal Time)は、天文学的に決められる世界時(グリニッジ標準時)をもとにして、国際協定により人工的に維持されている世界共通の標準時。具体的には、セシウム原子時計が刻む原子時を、世界時との差が0.9秒以内になるように閏秒を挿入して維持している。世界各国の標準時はこれを基準として決めている。日本標準時 (JST) は、協定世界時より9時間進んでおり、「+0900(JST)」のように表示する。
世界時と協定世界時
国際単位系 (SI) では、1秒はセシウム133が91億9263万1770回振動する時間と決められている。「国際原子時」は、世界時の1958年1月1日0時0分0秒を起点として原子時計で計測して時刻を決めている。他方、世界時は地球の自転を観測して決められるが、海の潮汐運動の影響で地球の自転周期は少しずつ長くなってゆく。そこで、世界時とのずれを補正するために国際原子時に閏秒を導入したものがこの協定世界時である。世界時とのずれが0.9秒を超えると閏秒が挿入されることになっている。定義では1秒差し引くことも考慮されているが、実際には挿入だけが行われている。約1年に1回の割合で挿入されている。計測機関はフランス・セーヴルにある国際度量衡局。
