北海道
Keywords: 北海道, 1868年, 1869年, 1875年, 1882年, 1886年, 1945年, 1950年, 1977年
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| 北海道のデータ | |
| 北海道の位置 | |
| 自治体コード | 01000-6 |
| 面積 | 83,453.57km² (北方領土5135.9km²を含む) |
| 北海道の位置 (日本測地系) | 東端:東経148度53分59秒 (択捉島ラッキベツ岬) 西端:東経139度20分16秒 (渡島大島西端) 南端:北緯41度20分58秒 (渡島小島南端) 北端:北緯45度33分19秒 (択捉島カモイワッカ岬) |
| 世帯数 | 2,553,020世帯 (2004年9月30日) (住民基本台帳) |
| 総人口 | 5,675,509人 (2004年9月30日) (住民基本台帳) |
| 道内総生産 | 207,129億円 (2000年 : 全国第5位) |
| 知事 (任期満了日) | 高橋はるみ (たかはし・はるみ) (2007年4月22日) |
| ISO 3166-2 | JP-01 |
| 道職員数 | 20,303人 (2002年4月) |
| 当初予算規模 (2004年度) | 27970億円(一般会計) 2550億円(特別会計) |
| 道議会議長 (選出日) | 神戸典臣 (かんべ・のりおみ) () |
| 道議会議員定数 (任期満了日) | 110 (2007年4月29日) |
| 北海道の花 | ハマナス |
| 北海道の木 | エゾマツ |
| 北海道の鳥 | タンチョウ |
| 北海道の歌 | 北海道民のうた道民体操(どさんこ体操) |
| 北海道庁 | |
| 所在地 | 〒060-8588 |
| 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
| 電話番号 | 011-231-4111(大代表) |
| 外部リンク | 北海道 |
北海道(ほっかいどう)は、日本の都道府県の一つであり、日本列島四大島の一つを示す名称でもあり、また北海道の島を中心とした北海道地方のことを指す名称でもあり、かつての令制国制の道の一つでもある。令制国制における他の道と異なり、19世紀に設置された。アイヌ語では「アイヌモシリ」(「人間の住む土地」の意)と呼ぶ。
かつてはアイヌが住む土地で、日本人はアイヌを蝦夷(えぞ)、その土地を蝦夷地(えぞち)と呼んでいた。明治政府は開拓使の設置に伴い、名称の変更を検討した。蝦夷地探査やアイヌとの交流を続けていた松浦武四郎は政府に建白書を提出、「海北道」「北加伊道」「日高見道」など6案を提示した。結局「北加伊道」を基本として採用し、海北道との折衷案として、また東海道、南海道、西海道にならう形として「北海道」と命名された。松浦は建白書において「北加伊道」案はアイヌがこの地を「カイ」と呼んでいることから考案したと説明している。
蝦夷地には南部に松前藩があったほか、他の藩も領地を有していたが、全北海道がそうであったわけではなかった。廃藩置県後は、開拓使時代、三県設置時代を経て、現在に至る。
北海道は他の都道府県とは異なり、都道府県を抜いて表記(例:東京都→東京、大阪府→大阪、沖縄県→沖縄)して北海と表記することはなく、北海道が使われる。
| 目次 |
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地理
北海道島
島としての北海道は、面積77,981.87km²(日本では本州に次いで2番目、世界では21番目に大きな島)。アイルランド島よりやや小さく、樺太よりやや大きい。南の本州とは津軽海峡で隔てられているが、青函トンネルにより鉄路でつながれている。北は宗谷海峡を隔てて樺太と向かい合い、東には千島列島が連なっている。西の日本海、南東の太平洋、北東のオホーツク海と、3つの海に囲まれている。
北海道の特徴的な菱形に近い形はよく魚のエイに例えられる。すなわち頭を東に向け、尾をやや南に曲げた姿である。尾と胴体の境にあたるのが、石狩湾から石狩平野、勇払平野を通って太平洋へと抜ける石狩低地帯である。ここには人口180万を超える大都市・札幌市や、千歳市、苫小牧市などが並び、北海道で最も人口が集中する地域となっている。尾部である渡島半島は東北日本弧内帯の延長部にあたる。胴体部は南北に蝦夷山系とよばれる山地群が貫き(エイの背骨とは向きが異なるが)北海道の脊梁をなしている。蝦夷山系は南の日高山脈に始まり、東の石狩山地・北見山地と、西の夕張山地・天塩山地に分岐しており、この二列の間には富良野盆地・上川盆地・名寄盆地などの盆地列が形成されている。頓別平野からこの盆地列を通り、鵡川の河谷に抜ける低地帯を北海道中央凹地帯と呼ぶ。北海道東部は千島弧の延長である知床や阿寒の山々が、それぞれ北東-南西の山列をなしながら全体としては東西に伸びている。この北側は北見山地からなだらかな傾斜が海岸近くまで続き平野は少ないが、南側では十勝平野、根釧原野などの大平野が形成されている。
北海道の主な高峰は、蝦夷山系と千島弧の会合する中央部の石狩山地(大雪山連峰、十勝岳などからなる)と、その南に続く日高山脈に集中している。最高峰は大雪山の旭岳で、その標高は2,290mである。その他にも「蝦夷富士」よばれる羊蹄山などの山がある。(日本の山 (北海道)も見よ。)
thumb|424px|北海道の一級水系の流域図 一級水系は13水系ある。石狩川、天塩川、十勝川、釧路川、網走川、常呂川、湧別川、渚滑川、留萌川、沙流川、鵡川、尻別川、後志利別川。
阿寒湖、大沼、屈斜路湖、サロマ湖、支笏湖、洞爺湖、摩周湖、ウトナイ湖、網走湖、能取湖、風蓮湖などの湖がある。
地方自治体としての北海道
地方自治体としての北海道は、北海道本島のほか、北方領土(択捉島 国後島 色丹島 歯舞諸島)、利尻島、礼文島、奥尻島、天売島、焼尻島、渡島大島、渡島小島などの属島をその領域に含む(ただし北方領土は1945年のソビエト連邦の侵攻以降、ロシアの実効支配下にあり、従って、北方領土内に勤務する道職員は絶無であるが故に施政権が及んでいない。ロシアは北方領土の帰属権を主張しており、このため日本とロシアの間には平和条約が結ばれていない)。
北海道は、日本の総面積の約5分の1の面積を持つもっとも広い都道府県で、2位の岩手県の5倍以上の面積がある。人口密度は約70人/km²で東北地方の半分以下、広い道内で人口が札幌に一点集中しているため、大部分の地域の人口密度はさらに低い。本州などにはない土地の広さが感じられる地方である。
自然公園
- 国立公園
- 国定公園
- ニセコ積丹小樽海岸国定公園、大沼国定公園、暑寒別天売焼尻国定公園、日高山脈襟裳国定公園、網走国定公園の5つがある。
- 道立自然公園
- 恵山道立自然公園、道立野幌森林公園、厚岸道立自然公園(国定公園へ変更予定)、松前矢越道立自然公園、朱鞠内道立自然公園、天塩岳道立自然公園、野付風蓮道立自然公園、斜里岳道立自然公園、北オホーツク道立自然公園、狩場茂津多道立自然公園、富良野芦別道立自然公園、檜山道立自然公園の12か所。
人口
| ISO 3166-2 | 都道府県名 | 順位 | 人口 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| JP-01 | 北海道 | 7 | 5,655,754 | 4.40% |
※順位・人口・割合は2003年10月1日のデータによる。
年齢構成
年齢5歳階級別人口
2003年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
| 年齢 | 人口 |
|---|---|
| 0~4歳 | 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png 229 |
| 5~9 | 画像:g50.png画像:g01.png 249 |
| 10~14 | 画像:g50.png画像:g05.png 267 |
| 15~19 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g01.png 299 |
| 20~24 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png 344 |
| 25~29 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png 380 |
| 30~34 | 画像:g50.png画像:g30.png 389 |
| 35~39 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png 355 |
| 40~44 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png 355 |
| 45~49 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png 373 |
| 50~54 | 画像:g50.png画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 484 |
| 55~59 | 画像:g50.png画像:g30.png画像:g03.png画像:g01.png 412 |
| 60~64 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png 373 |
| 65~69 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png 351 |
| 70~74 | 画像:g50.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png 302 |
| 75~79 | 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png 231 |
| 80歳以上 | 画像:g50.png画像:g03.png画像:g01.png 263 |
年齢5歳階級別人口
2003年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
| 男 | 年齢 | 女 |
|---|---|---|
| 117 画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png | 0~4歳 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r03.png 112 |
| 127 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png | 5~9 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png 122 |
| 137 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png | 10~14 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r01.png 130 |
| 153 画像:g30.png画像:g01.png | 15~19 | 画像:r30.png 146 |
| 175 画像:g30.png画像:g05.png画像:g01.png | 20~24 | 画像:r30.png画像:r03.png画像:r01.png 169 |
| 189 画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png | 25~29 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png画像:r01.png 191 |
| 190 画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png | 30~34 | 画像:r30.png画像:r10.png 199 |
| 170 画像:g30.png画像:g05.png | 35~39 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png 185 |
| 172 画像:g30.png画像:g05.png | 40~44 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r01.png画像:r01.png 183 |
| 181 画像:g30.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png | 45~49 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png画像:r01.png 192 |
| 232 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png | 50~54 | 画像:r50.png画像:r01.png 252 |
| 195 画像:g30.png画像:g10.png | 55~59 | 画像:r30.png画像:r10.png画像:r03.png画像:r01.png 217 |
| 172 画像:g30.png画像:g05.png | 60~64 | 画像:r30.png画像:r10.png画像:r01.png 201 |
| 163 画像:g30.png画像:g03.png | 65~69 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png 188 |
| 139 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png | 70~74 | 画像:r30.png画像:r03.png 163 |
| 99 画像:g10.png画像:g10.png | 75~79 | 画像:r10.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r01.png画像:r01.png 132 |
| 87 画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png | 80歳以上 | 画像:r30.png画像:r05.png画像:r01.png 176 |
- データ出典 : 第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口
(総務省統計局)
産業
北海道内総生産の産業別構成比は、第1次産業が3.3%、第2次産業が22.4%、第3次産業が76.7%である(2000年度。この他に控除すべき数値があるため合計は100%を超える)。全国と比べて第1次産業、第3次産業の比率が高く、第2次産業、特に製造業の比率が小さい。
第1次産業
- 農業
- 農家1戸当たりの耕地面積は16.9ha(2002年)で、他都府県の13倍にも達する。これは単に土地が広いこともあるが、北海道の各地方の気候条件に対応した農業が発達し開拓当初から大規模化したたこと、農村部で兼業の機会が少なく専業農家が多く離農する者が多かったことから周辺農家が離農地を吸収合併し規模を拡大してきたこともその要因とされる。
- 農業生産額において畜産の占める割合は全体の45%に達する。特に釧路支庁、根室支庁の農家一戸当たりの耕地面積は60.3ha(2003年)にも達し北海道全体の農業粗生産額の12.2%に達する。乳用牛の生産額が大きい。
- 北海道の1戸の農家の農業所得は約580万円。さらに釧路支庁鶴居村では約1370万円といずれも国内1位である。
- 日高支庁を中心にサラブレッドなどの軽種馬の生産が盛んである。
- 麦やいもなどの畑作も全国と比べて比率が高く、テンサイやジャガイモ、小麦など全国一の品目が多い。
- 稲作は主に道央で行われている。
- 日本の食糧基地と呼ばれる。
- 水産業
- 明治時代までは北海道日本海沿岸でニシン漁をはじめとして、北海道の水産業への依存率は高かった。その後カムチャッカ沖、ベーリング海沖での北洋漁業が飛躍的に伸び、北海道太平洋沿岸で水産業が発達した。
- 1977年の200海里水域設定で遠洋中心の北海道漁業は大ダメージを受けた。しかし依然として北海道は全国の4分の1を水揚げする漁業王国で北海道で発達した第2次産業の基盤が水産業だった。またホタテやカニ、ウニなどの水産物を目当てに来る旅行者もいるなど、観光産業にも貢献をしている。
- 釧路市は水揚げ量 北海道最大の水産都市 1990年まで13年連続の世界1位の水揚げ。
第2次産業
北海道の製造業は、太平洋側に面した大規模港湾のある、苫小牧市(苫小牧港)、釧路市(釧路港)、室蘭市(室蘭港)に発達している。苫小牧市は人口規模で札幌市の1/10未満だが製造品出荷額で札幌市を抜く。この3市の製造品出荷額は北海道全体の実に4割を占め、北海道経済の機関車としての役割がある。 札幌市は消費依存型の都市で、食品加工業以外めぼしい製造業はない。
- 鉱業
- 明治から高度成長期にかけては、石狩炭田(三笠市・歌志内市・夕張市他)と釧路炭田(釧路市・阿寒町・音別町・白糠町・釧路町・厚岸町)を中心に石炭産業が盛んであったが、現在は釧路市の太平洋炭砿を最後に大規模な採炭は終了。国内で唯一、坑内採炭事業が釧路コールマインによって継続されて採炭されている。
- 昭和に入り、鴻ノ舞鉱山(紋別市)の金の産出量が増加。全盛期には「東洋一の金山」といわれるが、資源枯渇等を理由に1973年閉山。
- 現在でも採掘を続けている鉱山の一つに豊羽鉱山(札幌市)がある。日本最大級の産出量を誇る、銀・銅・鉛・亜鉛の鉱山である。変わったところでは、希少金属であるインジウムも産出されており、産出量としては世界一を誇っている。しかし、2005年資源枯渇を理由に数年内に採掘を中止する発表がされた。
- 工業
- 苫小牧市、釧路市は大規模な製紙、パルプ業が発達し、機械製造、飼料・肥料コンビナートを有する商工業都市。とくに苫小牧市単独で札幌市の製造品出荷額を上回り、釧路港の貿易総額は札幌市、石狩湾新港の4倍強もあり大規模。
- 室蘭市は製鉄、化学コンビナートによる工業都市。
- 函館市は造船。
- 札幌市は道内産の農水産品加工から発達した食品加工製造が盛ん。
- 北海道の工業は太平洋沿岸の苫小牧、釧路の両地域に集約。食品加工は苫小牧から札幌にかけての内陸の諸都市に集中している。
- 近年コールセンターの立地に札幌市、釧路市で積極的な制度整備を図っている。特に釧路市では通信費用の1/2、家賃の1/2最高1000万円を助成する施策を整え数社の誘致に成功している。中国経済の勃興による旺盛な需要の伸びに伴い、室蘭市の製鉄は増産状態が続いており街に活況が戻ってきた。北海道全体が不況感にあるなかで、2005年になって製造業の発達した都市では経済状態にようやく回復感が戻ってきた。
- 産業系特区
- さっぽろベンチャー創出特区(札幌市)
- ITビジネス特区(岩見沢市)
- 港湾物流特区(石狩湾新港)
- 企業立地促進特区(南幌町)
- マリン・フォロンティア科学技術研究特区(函館市)
- 釧路・白糠次世代エネルギー特区(釧路市、白糠町)
苫小牧東部開発、石狩湾新港開発など、国と道が一体となった大規模開発はいずれも失敗に終わった。 現在 再建会社が事業を引継ぎ運営しているが、工業団地への新規進出も限られ極めて厳しい状況にある。
第3次産業
- 建設業
- 各地方都市には年商100億クラスの建設会社が必ずあると言われるほど大きな会社が多い。特に札幌市、旭川市、帯広市は土建屋帝国と揶揄されるほど公共事業への依存度が極めて高い。
- 観光関連産業
- 1972年札幌オリンピック開催を機に、北海道開発庁を中心に空港や鉄道の整備が進み、観光産業が大きく花開いた。夏は富良野のラベンダー畑観光や、ニセコでのラフティングなどが、冬はスキーやスノーボードが盛んなため、ここにくる観光客などを対象として小売業や運輸業が発達している。バブル景気の後は観光事業も振るわず、加えて北海道拓殖銀行の倒産後は、連鎖倒産が相次ぎ、経済状況は苦しい。道外からの観光客数は1997年以降年間600万人前後でほぼ横ばいに推移しているが、この間に外国人観光客は12万人(1997年度)から29万人(2003年度)へと増加している。特に台湾、香港、韓国の3地域から、道東の阿寒国立公園、知床国立公園、釧路湿原国立公園への団体客数の伸びが大きい。雪の降らない台湾や香港の人々にとって、北海道は手近でありながら雄大な自然や温泉が楽しめる場所であり魅力に感じられている。
- また、1995年ごろから倶知安町で観光業に乗り出したオーストラリア人の話が報道されるなどして、ここ数年はオーストラリアからニセコマウンテンリゾート グランヒラフスキー場への来客が目立ってきた。2005年の冬はオーストラリア人観光客だけで6万人に達する見通しとなっている。
- バブル景気崩壊以前は道央観光が主流であったが、近年開発が遅れ手付かずの自然が多く残る道東観光が北海道観光の主流になりつつある。札幌市、旭川市、釧路市の3市が国土交通省の国際会議観光都市に指定され数次の国際会議が開催されている。
歴史
古くは『日本書紀』に渡島(わたりしま)として登場し、阿倍比羅夫と接触を持ち、奈良時代、平安時代には出羽国と交易を行なった。当時の住民は、東北地方北部の住民と同じく蝦夷(えみし)と呼ばれていた。おそらく両者は同一民族で、北海道側の蝦夷が後の蝦夷(えぞ)、現在のアイヌの先祖だと考えられている。
中世以降、北海道の住民は蝦夷(えぞ)と呼ばれ、北海道の地は蝦夷が島、蝦夷地(えぞち)など様々に呼ばれた。古代の蝦夷(えみし)は農耕も生活の柱としていたが、しだいに狩猟・漁業に特化し、米や鉄などを日本人との交易で得るようになっていった。
室町時代には渡島半島の南端に日本人(和人)が居住地を設けた。戦乱を避けて移住する者が増えると、現地のアイヌとの間に対立が起きた。その結果おきたコシャマインの戦いで、武田信広がアイヌの指導者コシャマインを殺し、和人の勝利を決した。信広は蠣崎を名乗り、その子孫は後に松前の氏を名乗り、代々蝦夷地の南部に支配権を築いた。
松前藩の経済基盤はアイヌとの交易にあった。安土桃山時代から江戸時代にかけて松前氏は交易独占権を認められ、アイヌとの交易条件を自らに有利なものに変えていった。アイヌはシャクシャインの戦いなどの反乱を起こしたが、鎮圧された。幕末には、ロシアの脅威に対する北方防備の必要を認識した江戸幕府が、松前氏から蝦夷地の大半の支配を取り上げた。幕府はアイヌの負担を若干軽減したが、基本的な支配構造には手を付けなかった。江戸時代後期から、シベリアからロシアが領土を広げつつ日本と通商を求めるようになり、鎖国を維持しようとする日本と北海道近辺で接触した。中にはゴローニンや高田屋嘉兵衛のように相手国の捕虜になった人もいた。
明治元年(1868年) に、新政府は蝦夷地に箱館裁判所を置くことを決め、すぐにその名を箱館府と改めた。蝦夷地は1869年に北海道と改称され、11国が置かれた。同年7月に開拓使が設けられてから、北海道の開拓は本格化した。開拓使は1882年に廃止されてかわりに函館県、札幌県、根室県が置かれた。1886年に3県のかわりに北海道庁が置かれた。明治政府の政策により多くの人が内地の各地から移住し、道内各地に開拓の波が押し寄せた。
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1950年(昭和25年)、北海道を開発するため、調査・立案及び実施に関する事務を担当する北海道開発庁が総理府の外局として設置された。北海道内には北海道開発局と各地方に開発建設部が置かれ、開発の任に当たった。2001年の中央省庁再編により、北海道開発庁は統合され、国土交通省北海道局となった。それに伴い、北海道開発局は国土交通省の地方支分部局となった。
地域
thumb|424px|北海道の市町村区分図 thumb|424px|支庁区分図 北海道には207の市町村(34市150町23村)、66の郡がある(このほか、北方領土に5郡6村がある)。北海道では、森町が「まち」である以外は、町はすべて「ちょう」、村はすべて「むら」と読む。
支庁
北海道には14の支庁が置かれている。
1.石狩支庁, 2.空知支庁, 3.後志支庁, 4.渡島支庁, 5.檜山支庁, 6.胆振支庁, 7.日高支庁, 8.上川支庁, 9.留萌支庁, 10.宗谷支庁, 11.網走支庁, 12.十勝支庁, 13.釧路支庁, 14.根室支庁
支庁は北海道の独立出先機関とされており、管内において本庁の事務を分掌している。北海道支庁設置条例によれば支庁の所管区域は郡部であり、市は含まれないのだが、実際には規則などの定めによって市の区域においても支庁業務は行われており、市部を含めて支庁の区域とみなされることが多い。
なお、本庁が設置されている札幌市には石狩支庁が設置されており、本庁の業務は複数支庁間の調整や議会対応、方針策定等の業務に特化している。
また、広い北海道では町村名や郡名だけではその位置がわかりにくいため、支庁名を地方名として使うことがある。ニュースではよく「網走管内の○○町では、」といった言い方が使われ、天気予報では支庁ごとに予報が発表される。
石狩支庁管内
支庁所在地は札幌市(中央区)。
- 札幌市 : 中央区 - 北区 - 東区 - 白石区 - 厚別区 - 豊平区 - 南区 - 西区 - 手稲区 - 清田区
- 市部 : 江別市 - 千歳市 - 恵庭市 - 北広島市 - 石狩市
- 石狩郡 : 当別町 - 新篠津村
- 厚田郡 : 厚田村
- 浜益郡 : 浜益村
空知支庁管内
支庁所在地は岩見沢市。
- 市部 : 夕張市 - 岩見沢市 - 美唄市 - 芦別市 - 赤平市 - 三笠市 - 滝川市 - 砂川市 - 歌志内市 - 深川市
- 空知郡 : 栗沢町 - 南幌町 - 奈井江町 - 上砂川町 - 北村
- 夕張郡 : 由仁町 - 長沼町 - 栗山町
- 樺戸郡 : 月形町 - 浦臼町 - 新十津川町
- 雨竜郡 : 妹背牛町 - 秩父別町 - 雨竜町 - 北竜町 - 沼田町 - 幌加内町
後志支庁管内
支庁所在地は倶知安町。
- 市部 : 小樽市
- 島牧郡 : 島牧村
- 寿都郡 : 寿都町 - 黒松内町
- 磯谷郡 : 蘭越町
- 虻田郡 : ニセコ町 - 喜茂別町 - 京極町 - 倶知安町 - 真狩村 - 留寿都村
- 岩内郡 : 共和町 - 岩内町
- 古宇郡 : 泊村 - 神恵内村
- 積丹郡 : 積丹町
- 古平郡 : 古平町
- 余市郡 : 仁木町 - 余市町 - 赤井川村
渡島支庁管内
支庁所在地は函館市。
檜山支庁管内
支庁所在地は江差町。
胆振支庁管内
支庁所在地は室蘭市。
- 市部 : 室蘭市 - 苫小牧市 - 登別市 - 伊達市
- 虻田郡 : 豊浦町 - 虻田町 - 洞爺村
- 有珠郡 : 壮瞥町 - 大滝村
- 白老郡 : 白老町
- 勇払郡 : 早来町 - 追分町 - 厚真町 - 鵡川町 - 穂別町
日高支庁管内
支庁所在地は浦河町。
上川支庁管内
支庁所在地は旭川市。
- 市部 : 旭川市 - 士別市 - 名寄市 - 富良野市
- 上川郡 (石狩国) : 鷹栖町 - 東神楽町 - 当麻町 - 比布町 - 愛別町 - 上川町 - 東川町 - 美瑛町
- 上川郡 (天塩国) : 和寒町 - 剣淵町 - 朝日町 - 風連町 - 下川町
- 空知郡 : 上富良野町 - 中富良野町 - 南富良野町
- 勇払郡 : 占冠村
- 中川郡 : 美深町 - 中川町 - 音威子府村
留萌支庁管内
支庁所在地は留萌市。
宗谷支庁管内
支庁所在地は稚内市。
網走支庁管内
支庁所在地は網走市。
- 市部 : 北見市 - 網走市 - 紋別市
- 網走郡 : 女満別町 - 美幌町 - 津別町 - 東藻琴村
- 斜里郡 : 斜里町 - 清里町 - 小清水町
- 常呂郡 : 端野町 - 訓子府町 - 置戸町 - 留辺蘂町 - 佐呂間町 - 常呂町
- 紋別郡 : 生田原町 - 遠軽町 - 丸瀬布町 - 上湧別町 - 湧別町 - 滝上町 - 興部町 - 雄武町 - 白滝村 - 西興部村
十勝支庁管内
支庁所在地は帯広市。
- 市部 : 帯広市
- 上川郡 : 新得町 - 清水町
- 中川郡 : 幕別町 - 池田町 - 豊頃町 - 本別町
- 河東郡 : 音更町 - 士幌町 - 上士幌町 - 鹿追町
- 河西郡 : 芽室町 - 中札内村 - 更別村
- 広尾郡 : 大樹町 - 広尾町 - 忠類村
- 足寄郡 : 足寄町 - 陸別町
- 十勝郡 : 浦幌町
釧路支庁管内
支庁所在地は釧路市。
根室支庁管内
支庁所在地は根室市。
※以下は北方領土にある町村である。
※北方領土より北の千島列島には得撫郡、新知郡、占守郡の3郡が置かれていた。
道央・道南・道北・道東
道内を大きく地域分けして次のように呼ぶことがある。
- 道央地方:石狩支庁管内・後志支庁管内・空知支庁管内・胆振支庁管内・日高支庁管内
- 道南地方:渡島支庁管内・檜山支庁管内
- 道北地方:上川支庁管内・留萌支庁管内・宗谷支庁管内
- 道東地方:網走支庁管内・十勝支庁管内・釧路支庁管内・根室支庁管内
気候的特徴から胆振支庁・日高支庁を道南地方とする場合も多く、また上川支庁の旭川市以南を道央地方に入れたりすることもあるなど、この地域分けは厳密に定義されたものではない。
その他の地域分け
国土交通省北海道運輸局の運輸支局の管轄では、札幌運輸支局が空知支庁のうち深川市と雨竜郡を除く地域となっており、これらの除かれた地域は旭川運輸支局の管轄となっている。
歴代知事
内閣府の機関の時代
北海道庁長官という名称。
- 初代 : 岩村通俊 (1886年1月26日 - 1888年6月15日)
- 2代 : 永山武四郎 (1888年6月15日 - 1891年6月15日)
- 3代 : 渡辺千秋 (1891年6月15日 - 1892年7月19日)
- 4代 : 北垣国道 (1892年7月19日 - 1896年4月7日)
- 5代 : 原保太郎 (1896年4月7日 - 1897年9月4日)
- 6代 : 安場保和 (1897年9月4日 - 1898年7月16日)
- 7代 : 杉田定一 (1898年7月16日 - 1898年11月12日)
- 8代 : 園田安賢 (1898年11月12日 - 1906年12月20日)
- 9代 : 河島醇 (1906年12月20日 - 1911年4月28日)
- 10代 : 石原健三 (1911年5月16日 - 1912年12月28日)
- 11代 : 山之内一次 (1912年12月28日 - 1913年2月17日)
- 12代 : 中村純九郎 (1913年2月27日 - 1914年4月21日)
- 13代 : 西久保弘道 (1914年4月21日 - 1915年8月12日)
- 14代 : 俵孫一 (1915年8月12日 - 1919年4月18日)
- 15代 : 笠井信一 (1919年4月18日 - 1921年5月27日)
- 16代 : 宮尾舜治 (1921年5月27日 - 1923年9月29日)
- 17代 : 土岐嘉平 (1923年9月29日 - 1925年9月16日)
- 18代 : 中川健蔵 (1925年9月16日 - 1927年4月30日)
- 19代 : 沢田牛麿 (1927年4月30日 - 1929年7月5日)
- 20代 : 池田秀雄 (1929年7月7日 - 1931年10月2日)
- 21代 : 佐上信一 (1931年10月2日 - 1936年4月22日)
- 22代 : 池田清 (1936年4月22日 - 1937年6月5日)
- 23代 : 石黒英彦 (1937年6月5日 - 1938年12月23日)
- 24代 : 半井清 (1938年12月23日 - 1939年9月5日)
- 25代 : 戸塚九一郎 (1939年9月5日 - 1942年6月15日)
- 26代 : 坂千秋 (1942年6月15日 - 1945年4月21日)
- 27代 : 熊谷憲一 (1945年4月21日 - 1945年10月27日)
- 28代 : 持永義夫 (1945年10月27日 - 1946年1月25日)
- 29代 : 留岡幸男 (1946年1月25日 - 1946年4月25日)
- 30代 : 種田甲子七 (1946年4月25日 - 1947年2月4日)
- 31代 : 岡田包義 (1947年2月4日 - 1947年4月21日)
地方自治体
- 初代 : 田中敏文 (1947年4月21日 - 1959年4月22日、3期)
- 2代 : 町村金五 (1959年4月23日 - 1971年4月22日、3期)
- 3代 : 堂垣内尚弘 (1971年4月23日 - 1983年4月22日、3期)
- 4代 : 横路孝弘 (1983年4月23日 - 1995年4月22日、3期)
- 5代 : 堀達也 (1995年4月23日 - 2003年4月22日、2期)
- 6代 : 高橋はるみ (2003年4月23日 - 、1期目)
港湾
特定重要港湾
- 苫小牧港(1位)(北海道最大の工業港)
- 室蘭港(2位)(東日本最大の重量貨物取扱港)
重要港湾
マスメディア
新聞
- 全国紙
- 地方紙
- スポーツ紙
- フリーペーパー
- 経済の伝書鳩 (網走・北見地方)
テレビ局
- 北海道放送(HBC)(JNN系列)
- NHK札幌放送局
- 札幌テレビ放送(STV)(NNN系列)
- 北海道テレビ放送(HTB)(ANN系列)
- テレビ北海道(TVh)(TXN系列)
- 北海道文化放送(uhb)(FNN系列)
- ※TVhについては東部の一部地域(宗谷支庁・網走支庁・十勝支庁・釧路支庁・根室支庁各全域と上川支庁(旭川市とその近郊を除く)・留萌支庁の一部地域)に中継所がないので直接受信できない地域があり、所によってケーブルテレビの再受信を利用する。なお2007年以降に予定される地上デジタル放送では中継局を全道に開設する予定。
ラジオ局
- AMラジオ局
- FMラジオ局
- エフエム北海道(AIR-G')(JFN系列)
- エフエム・ノースウェーブ(NORTH WAVE)(JFL系列)
- NHK札幌放送局
- コミュニティ放送局も各地にある。なお、AIR-GとNORTH WAVEは中継局がないために聞けない地域もある。
文化
北海道の映画祭
- ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
- 札幌映画祭
北海道を舞台にした作品
文芸
- カインの末裔 有島武郎
- 生まれ出づる悩み 有島武郎
- 蟹工船 小林多喜二
- 不在地主 小林多喜二
- 氷点 三浦綾子
- 泥流地帯・続泥流地帯 三浦綾子
- 塩狩峠 三浦綾子
- 天北原野 三浦綾子
- 阿寒に果つ 渡辺淳一
- リラ冷えの街 渡辺淳一
- 新十津川物語 川村たかし
- 猛スピードで母は 長嶋有
- イタチ捕り 小檜山博
- 海猫屋の客 村松友視
映画
- 砂の器(1974年)
- トラック野郎 望郷一番星
- 幸福の黄色いハンカチ
- 鉄道員 (ぽっぽや)
- 網走番外地(シリーズ)
- 男はつらいよ「寅次郎かもめ歌」「知床慕情」「夜霧にむせぶ寅次郎」
- 阿寒に果つ(1992年)
- 雪の断章-情熱(1986年)
- 星に願いを。
- 駅STATION
- オートバイ少女(1994年、原作 : 鈴木翁二、監督 : あがた森魚、主演 : 石堂夏央)
- 影武者(ロケ)
- 飢餓海峡
- ガメラ2・レギオン襲来
- ゴジラ2000
- 南極物語
- 刑事物語2・りんごの詩(1983年)
- リメインズ美しき勇者たち(1990年)
- いつかギラギラする日(1992年)
- REX恐竜物語(1993年)
- GTO
- 学校II
- ひかりごけ
- Love Letter(1995年)
- コンタクト(Contact 1997年アメリカ映画、原作 : カール・セーガン)
- パコダテ人
- マンホール(監督 : 鈴井貴之)
- river(監督 : 鈴井貴之)
- 星に願いを。(2003年公開)
- 銀のエンゼル(2004年公開、監督 : 鈴井貴之)
- 天国の本屋~恋火(2004年公開)
- 草の乱(2004年公開)
- 優駿 ORACION
- 雨鱒の川(2004年公開)
- 北の零年
- 海猫(2004年公開)
テレビドラマ
- 連続テレビ小説 北の家族(NHK)
- 連続テレビ小説 チョッちゃん(NHK)
- 連続テレビ小説 すずらん(NHK)
- 新十津川物語(NHK)
- エトロフ、遥かなり(NHK)
- 激愛・三月までの…(TBS)
- 北の国から(フジテレビ)
- 優しい時間(フジテレビ)
- 昨日、悲別で(日本テレビ)
- ハートカクテル ドラマスペシャル(1)ノックをしなかったサンタクロース(日本テレビ)
- 氷点(テレビ朝日)
- ノースポイント(北海道文化放送開局30周年記念特別番組 : 単発物)
- 天国への階段(YTV)
漫画
- うしおととら 藤田和日郎
- 牛のおっぱい 菅原雅雪
- ウッシーとの日々 はた万次郎
- 北の土竜(きたのもぐら)石川サブロウ
- 最終兵器彼女 高橋しん
- じゃじゃ馬グルーミンUP ゆうきまさみ
- シャーマンキング 武井宏之
- シュマリ 手塚治虫
- 東京大学物語 江川達也
- 動物のお医者さん 佐々木倫子
- 中空知防衛軍 あさりよしとお
- ハルコロ 石坂啓 原作 : 本多勝一、監修 : 萱野茂
- 火の山 手塚治虫
- 蕗のお便り 菅原雅雪
- プリティフェイス 叶恭弘
- 炎の転校生(ナウマン学園) 島本和彦
- 妖精事件 高河ゆん
- 極めてかもしだ 山本直樹
- はっぱ64 山本直樹
- ごめんねBボーイ 山本直樹
スミレはブルー 小畑
