相撲
Keywords: 相撲, 4月6日 (旧暦), 642年, 6月17日 (旧暦), 730年, アマチュア相撲, ウィキクォート, シュアイジャオ
相撲(すもう)は、日本の国技といわれ、国際的にも行われているスポーツである(武術ではない)。 200px|thumb|相撲競技場全体図 「角力」(日本書紀では捔力であるが漢字制限(当用漢字、常用漢字、教育漢字)により角力と表記される)「角觝」(いずれも読みはすもうだが、後者の文字は日本では、遥か後世において使われた)と表記されることもある。手乞(てごい)とも呼ばれていたと言う説も有る。
*手乞とは、相撲の別名とされ、相手の手を掴む事の意、または、素手で勝負をする事を意味する。
プロ競技としては、日本国内で大相撲という形で興行が行われている。
競技の形態としては、直径3メートル程度の円形の土俵の中で廻しを締めた二人が組み合って(取り組み)勝ち負けを競う。土俵から出るか、倒れる、地面にひざから上がついた場合、もしくは反則を行った場合、負けとなる。その判定は行司が行なう。
相撲は男性が行う競技であるが、江戸時代から戦前にかけては女相撲の興行も存在した。最近ではアマチュアの女子相撲も存在する(女性の場合は、レオタードの上に廻しを締める)。
同じような形態のスポーツとして沖縄相撲、モンゴルで行われているブフ(モンゴル相撲)や中国のシュアイジャオや朝鮮相撲のシルムがある。
相撲を取る人は「力士」(りきし)や「相撲取り」といい、会話では「お相撲さん」とも呼ぶ。海外では「相撲レスラー」と呼ばれる事もある。
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相撲の歴史
相撲の起源は非常に古く詳細は明らかではない。古墳時代の埴輪や土偶にもその様子が描写されている。日本神話においては、葦原中国平定の際、建御雷(タケミカヅチ)と建御名方(タケミナカタ)という2柱の神が、互いの腕をつかんで投げあう「力競」(ちからくらべ)という記述が「古事記」にある。
神でなく人と人の角力(日本書紀では捔力「すまひとらしむ」)の記述で最古のものは、『日本書紀』の垂仁天皇 7年 7月 7日にある野見宿禰と当麻蹴速の戦いである(これは柔道でも柔道の起源とされている)。この中では宿禰が蹴速を蹴り技で倒したとされ、少なくとも現代の大相撲とは異なるものであったことは明確である。宿禰は相撲の始祖として祭られている。なお、「蹴速」(日本書紀では「蹶速」)という表記も見られる。また『古事記』の垂仁記に初めて「力士」(ちからびと・すまひびと)の文字が現れる。
日本の相撲が史実として記録されたのは皇極天皇1年(642年)のことで、百済の王族の使者をもてなすため、健児(ちからひと)に相撲を取らせたことが 『日本書紀』 に書かれている。『万葉集』の五巻に、天平2年(730年)4月6日と、次の年の6月17日に相撲をしたという記録がある。
奈良時代の神亀3年に相撲技48手と作法を制定し、「突く・殴る・蹴る」の三手を志賀清林によって禁止になる。(その名残として張り手・突っ張り・蹴手繰り・二枚蹴り・蹴返し等がある)
「手合」と呼ばれる「相撲の構え」も、時代と共に使われなくなり、現在までその名残として、三段構えがある。(手合は、ブフ・中国の各民族のシュアイジャオ・シルムなどには見られない日本独自のものである)
なお、中世から戦国時代までは神事、興行でなく遊びとして相撲をする際は着衣のままおこなわれていたことが絵画などからうかがえる。
相撲の手数は多い時には、300手に上る時もあった。
外部リンク
神事としての相撲
相撲は神事としての性格が強く、祭の際に相撲を行なう神社も多い。力士の土俵入りの際に拍手をうち、横綱が注連縄を巻くのはそのためである。相撲は神事によっては占いとしての意味も持つ場合もあり、二者のどちらが勝つかにより、豊穣や豊漁を占う。場合によっては、不作、不漁のおそれがある土地の力士に対しては、あえて勝ちを譲ることもあった。こうした現在で言う片八百長は、やがて木戸銭をとって観客を集めるようになって以降も根強く残ることになった。現在の大相撲でも神事の性格は残っており本場所前日に土俵祭を行っている。また、女人禁制で、明治になるまで観戦することも出来ず、現在でも土俵上に女性が登るのを忌避している。
300px|thumb|土俵と各配置(行司・力士・勝負審判・控え力士・力水・塩)
土俵
土俵の大きさ、形であるが、もともとは土俵はなかったものと思われる。歴史が下って、土俵ができたが、今でも各地の神社に四角い土俵が存在し(図絵もある)、また円形の場合でも二重の円となる土俵であり、現在よりも一回り小振りのものといろいろ種類があった。大相撲になったのち、戦後に近年用いられている大きな土俵になった。
大相撲
関連項目
外部リンク
- 財団法人日本相撲協会公式 大相撲ホームページ
- 江戸時代のお相撲さん - 開設者の先祖が「真力鉄蔵」という江戸時代の力士らしい。
- NPO法人日本相撲歴史文化遺産保存協会 公式ホームページ
