仮面ライダークウガ

Keywords: 仮面ライダークウガ, 1月21日, 1月2日, 1月30日, 2000年, 2001年, 21世紀, AKIRA (プロレスラー)

仮面ライダークウガかめんらいだー くうが)は、21世紀を目前に復活した特撮テレビドラマ仮面ライダーシリーズの一作品、もしくは作品中に登場するヒーローの名称。製作局を毎日放送からテレビ朝日に移しての第一作であり、この作品以降に制作された作品は、「平成仮面ライダーシリーズ」ともいわれる。

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目次

特徴

第一作から数えて15代目の仮面ライダー。モチーフはクワガタムシであり、クウガの名称もこれをもとにしているとされる。以前のシリーズ作品では、基本的に初代仮面ライダーとのつながりがあったが、仮面ライダークウガではその原則を断ち切り、全く別の超古代文明との関わりを持つ設定とした。そのため、劇中で"仮面ライダー"という言葉が出てくることはなく、主人公の五代雄介もその語を使うことはない(劇中では「クウガ」とのみ呼称)。

また、テレビシリーズとしての前作『仮面ライダーBLACK RX』との大きな違いとして、「"改造人間"としての仮面ライダー」と「敵怪人の配下である"敵戦闘員"」という設定が取り払われている点が挙げられる。前者は、医療技術の進歩により、臓器移植手術などが多く行われるようになったことによる。後者は、映画『仮面ライダーZO』で既に見られたものであるが、テレビシリーズでの採用は『仮面ライダーBLACK』に続く2作目となる。

本作品の近辺に公開された他の特撮作品の例に漏れず、『クウガ』でも現代の気風に合わせるための綿密な考証がなされ、結果、敵であるグロンギは独自の言語文化を持つ、クウガは警察と協力して敵殲滅にあたる、 技や武器を使用する際にその呼称を叫ばない、などの設定が生まれた。また、人間ドラマが重視されており、それまでは スポットの当たりにくかった、回を追うごとの周囲の人々の経過が描かれたり、特撮ヒーロー番組でもあるに関わらず 主人公が全く変身しない話もあり、演出面でも全く新しい試みがなされている。

一方でリアリティ重視の路線をすすんだ結果、設定や描写に生々しいもしくは過激な表現が盛り込まれているという意見もあり、純粋な子供向けのヒーロー番組を望む親を中心に放送局へクレームが寄せられるなど物議を醸した。そういった意味でも、従来の特撮ヒーロー作品とは一線を画する作品である。

このあたりについて、主演したオダギリジョーは2005年に雑誌のインタビューで、出演を悩んでいた自分に対して東映側のプロデューサー(高寺プロデューサーと思われる)から、子供番組のイメージを無視した新しい番組を作りたいと言う言葉で説得された、と語っている。

全編がHDTV HD1080/60iと呼ばれる方式で撮影されており、放送当時としては異例の16:9の画面比率で放映がなされた。以降の平成仮面ライダーシリーズではこの画面比率が踏襲されている(ただし、画面比率だけであり撮影方式は異なっているとされる)。この作品以降カメラが高性能になったことから、黒がライダーの基調カラーとなっているほか、複数の能力の異なるフォームに再変身できるなど、『BLACK RX』でのノウハウが踏襲されている。

いわゆるイケメンヒーローブームのはしりとも言われ、主人公の五代雄介を演じるオダギリジョーや、一条薫を演じる葛山信吾の甘いマスクも手伝って、子供だけではなく、その母親である主婦にまでファン層を広げた。本作品以降、仮面ライダー世代の父親、イケメン目当ての母親、そしてその子供という、親子で楽しむ形が出来上がっていくことになる。実際に番組そのものを見て楽しんでいた層以外、すなわち出演者を役名で呼ばないような層を取り込むことに成功したという点では、画期的なものである。

映画化を望む声が多く、翌年の『仮面ライダーアギト』以降の作品は続々と映画化された。ただし、2005年2月現在、本作の映画化は実現されていない。なお、シリーズ構成を務めた荒川稔久は、後に担当した作品『爆竜戦隊アバレンジャー』を"クウガ2"と位置づけて制作したことが『仮面ライダー555』公式サイトで紹介された。

概要

クウガ

2000の技を持つ冒険家の青年・五代雄介(演:オダギリジョー)が、長野県九郎ヶ岳の超古代遺跡から発掘された霊石アマダムが埋め込まれた変身ベルト(アークル)で、古代超人類「リント」の戦士・クウガに変身する。世間では、警察呼称「未確認生命体第4号」として知られ、その正体は一部の人間(主に警察関係者)しか知らない。

クウガは不完全な白のグローイングフォーム(警察は「未確認生命体第2号」と呼称。劇中では「白い4号」とも呼ばれた)、基本形となる赤のマイティフォーム、敏捷性に優れた青のドラゴンフォーム(劇中では「青のクウガ」と呼称。以下各フォームにつき同じ)、感覚の優れた緑のペガサスフォーム(「緑のクウガ」)、力と耐久性に優れた紫のタイタンフォーム(「紫のクウガ」)の多彩な変身形態を持ち、さらに赤、青、緑、紫、それぞれの発展系に相当するライジングフォーム(「(各色)の金のクウガ」)、パワーアップした黒い姿のアメイジングマイティ、最強形態であるアルティメットフォーム(劇中に登場するリント文書では「凄まじき戦士」と記述)になることが出来る。また青・緑・紫の各フォームでは手近の物をそれぞれ棍棒・ボウガン・剣に変化させることが出来る。劇中では「超変身」と雄介が命名している。 なお、グロンギの上位集団である「ゴ」の中にはクウガと似たようなフォームチェンジを行える者もおり、何らかの関連性があると思われる。

専用マシン

警察が開発した新型白バイの試作機。一条薫が雄介に託した。
リントが戦士クウガの支援用に作った、意思を持つ「馬の鎧」。クウガの求めに応じて飛来し、巨大なクワガタムシ型の通常形態から、その乗り物に融合合体して強化する。
科学警察研究所でゴウラムとの融合合体を前提に開発されたクウガ専用バイク。
最新型エンジン“アレグロ”を搭載している。

グロンギ

超古代にその邪悪さから、リントの戦士クウガによって封印されていた超人類。九郎ヶ岳遺跡発掘に伴い、200体あまりが現世に復活した。警察や世間には、「未確認生命体」として認識されている。独自の言語と9進数という数え方を持ち、日本語を短期間でマスターするほどに知能は高い。普段は人間の姿(人間体)をしているが、戦闘時には異形の姿(怪人体)に変身をする。

グロンギには、ン・ダグバ・ゼバを頂点として、ゴ集団、メ集団、ズ集団、ベ集団(テレビ未登場)の階級があり、リント(グロンギは現人類をリントの末裔とみなす)を標的とする狩猟(殺人)ゲーム「ゲゲル」を、進行役であるラ集団のもとで行い、それに成功した者は上位ランクに昇格する。最終的には、ン・ダグバ・ゼバを倒すという「ザギバス・ゲゲル」が目標。

彼らの起こす殺人は、九郎ヶ岳遺跡のある長野県を皮切りに、福島県から岐阜県まで広い範囲で行われたが、主に人口の多い東京都を中心とした関東地方周辺に集中していた。グロンギが関係すると思われる殺人及び窃盗などの事件は「未確認生命体関連事件」として広域指定事件とされ、警視庁に置かれた合同捜査本部によって捜査される。なお、人間体しか目撃されていないが状況から未確認生命体と判断される場合は、「未確認生命体B群」として分類される。

スタッフ

キャスト

放映リスト

  1. 「復活」ズ・グムン・バ
  2. 「変身」ズ・ゴオマ・グ、ズ・グムン・バ
  3. 「東京」ズ・メビオ・ダ
  4. 「疾走」ズ・メビオ・ダ
  5. 「距離」ズ・バヅー・バ
  6. 「青龍」ズ・バヅー・バ
  7. 「傷心」メ・バチス・バ、ズ・ゴオマ・グ
  8. 「射手」メ・バチス・バ
  9. 「兄妹」メ・ギイガ・ギ
  10. 「熾烈」メ・ギイガ・ギ
  11. 「約束」ズ・ザイン・ダ
  12. 「恩師」ズ・ザイン・ダ
  13. 「不審」メ・ビラン・ギ
  14. 「前兆」メ・ビラン・ギ
  15. 「装甲」ズ・ゴオク・マ、メ・ギャリド・ギ
  16. 「信条」ズ・ゴオク・マ、メ・ギャリド・ギ
  17. 「臨戦」メ・ガドラ・ダ、ズ・ザイン・ダ、ズ・ゴオマ・グ、ズ・ガルメ・レ、メ・ガリマ・バ、メ・バチス・バ、メ・ビラン・ギ
  18. 「喪失」メ・ギノガ・デ
  19. 「霊石」メ・ギノガ・デ
  20. 「笑顔」メ・ギノガ・デ
  21. 「暗躍」ズ・ゴオマ・グ、ズ・ガルメ・レ
  22. 「遊戯」メ・ガルメ・レ
  23. 「不安」メ・ガリマ・バ
  24. 「強化」メ・ガリマ・バ
  25. 「彷徨」ゴ・ブウロ・グ
  26. 「自分」ゴ・ブウロ・グ
  27. 「波紋」ゴ・バダー・バ、ゴ・ベミウ・ギ
  28. 「解明」ゴ・ベミウ・ギ
  29. 「岐路」ゴ・ガメゴ・レ
  30. 「運命」ゴ・ガメゴ・レ
  31. 「応戦」ゴ・バダー・バ
  32. 「障害」ゴ・バダー・バ
  33. 「連携」ゴ・バダー・バ
  34. 「戦慄」ゴ・ジャラマ・ダ
  35. 「愛憎」ゴ・ジャラマ・ダ
  36. 「錯綜」ゴ・ジャラジ・ダ、ゴ・ザザル・バ
  37. 「接近」ゴ・ジャラジ・ダ、ゴ・ザザル・バ
  38. 「変転」ゴ・ザザル・バ
  39. 「強魔」ゴ・ザザル・バ
  40. 「衝動」ゴ・ジャーザ・ギ
  41. 「抑制」ゴ・ジャーザ・ギ
  42. 「戦場」ゴ・バベル・ダ
  43. 「現実」ゴ・ガドル・バ
  44. 「危機」ゴ・ガドル・バ
  45. 「強敵」ゴ・ガドル・バ、ラロドルド・グ
  46. 「不屈」ゴ・ガドル・バ、ラロドルド・グ
  47. 「決意」 
  48. 「空我」ン・ダグバ・ゼバ
  49. 「雄介」  

放映ネット局

関連項目

外部リンク

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