ルネサンス音楽
Keywords: ルネサンス音楽, 14世紀, 15世紀, 16世紀, 17世紀, オランダの歴史, オランダ独立戦争, オーケストラの一覧
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ルネサンス音楽とは、15~16世紀のルネサンス期に作られた音楽の総称である。中世西洋音楽とバロック音楽の中間に位置する。他のルネサンス芸術(絵画・彫刻・建築等)はイタリアが中心であったが、音楽に関してはブルゴーニュ、フランドルが重要であり、イタリアは後塵を拝する状態となっていた。ブルゴーニュ公国は、毛織物業等で繁栄していたフランドル地方を併合して成熟の時代を迎え、華やかな文化が花開いており、音楽活動も活発であった。
| 目次 |
ルネサンスの概念
ルネサンスとは「再生」を意味する言葉で、古代ギリシャ・ローマの復興を目指した14~16世紀頃の(主にイタリアの)文化運動に適用される概念である(ルネサンスの項目を参照)。この頃、ブルゴーニュ等にも新しい芸術・文化の動きが生まれつつあったが、それは「古代の復興」という意識とは、直接の関係はない。まして、古代ギリシア・ローマ時代の音楽については、理論以外には全く明らかではなかった。
一方、「ルネサンス」という言葉は時代区分を表す言葉としても使われ、14~16世紀頃の新たな文化が生まれた時期の西欧を指している。「ルネサンス音楽」と呼ぶのは、古代の音楽を復興した音楽という意味ではなく、「ルネサンス」期といわれる時代の音楽という意味である。
時代区分と様式
ルネサンス音楽は、様式的に3つの時期に区分することができる。
- 1420~1470年頃 - ブルゴーニュ楽派(デュファイ)、イギリス(ダンスタブル)
- 1470~1520年頃 - フランドル楽派(オケゲム、ジョスカン・デ・プレ)
- 1520~1600年頃 - フランドル楽派(ラッソ)、ローマ楽派、ヴェネツィア楽派、イギリス(タリス)
時代背景
フランドル地方
14世紀から15世紀にかけては、フランドル地方(現在のベルギー一帯)が商業で栄え、当時のアルプス以北のヨーロッパの経済・文化の一大中心地となっていた。この地域を統治したブルゴーニュ公国も文化・芸術を奨励したこともあり、上記の音楽家の他、フランドル絵画の画家など多くの芸術人を輩出した。
16世紀になると、黄金の世紀を迎えつつあったスペインの統治するところなった。途中、宗教改革やオランダ独立戦争伴う混乱もあったが、続く17世紀は隣接するオランダ (ネーデルランド) が黄金時代を迎える。このような背景の中で多くの音楽家を輩出した。
