ヒジャーズ王国
Keywords: ヒジャーズ王国, 1915年, 1916年, 1924年, アラビア半島, イギリス, イスラム教, オスマン朝, カリフ, キプロス島
ヒジャーズ王国(ひじゃーずおうこく)は、1916年から1924年の間、アラビア半島に存在した国家である。
ヒジャーズ王国の創始者はフサイン(ブン・アリー)である。彼はイスラム教を創始したことで有名な預言者・ムハンマド(マホメット)の子孫に当たるハーシム家の出身者である。彼はムハンマドの子孫の代表として次第に頭角を現してゆき、第1次世界大戦中の1915年にイギリスのマクマホンと「フサイン・マクマホン協定」を結んで、ドイツ側に与していたオスマン朝に反旗を翻した。その代わり、イギリスからの支援を受けて1916年、王として即位し、ここにヒジャーズ王国を建国したのである。しかし、彼が「アラブ人の王」を称したことにイギリスは猛反発し、ただのヒジャーズを支配する王としてのみの建国であった。
しかしフサインは名誉欲が強かったのか。1924年にカリフの称号を自称する。これにイスラム教徒などの指導者層が猛反発してフサインは孤立する。そして、このような状況を見たワッハーブ派のイブン・サウードによって反乱を起こされたフサインは王位を奪われたうえでキプロス島へ亡命。ここにヒジャーズ王国はわずか1代8年で終わりを告げた。
