トヨタ・MR-2

Keywords: トヨタ・MR-2, 1972年, 1984年, 1986年, FIAT, イタリア, クーペ, スーパーチャージャー

トヨタ MR-2は、トヨタ自動車が生産していた乗用車で、1600cc及び2000ccクラスのスポーツクーペである。ミドシップ・ランナバウト2シーターの頭文字を取って命名された。後継車はMR-S

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歴史

AW10.11型(1984年-1989年)

1983年の東京モーターショーで発表されたSV-3の市販車で日本車初のミッドシップエンジン車である。名称の「MR-2」は「Midship Runabout 2Seater」からつけられている。ショーモデルであるSV-3からリアスポイラーの形状変更、デジタルメーター、T-Barルーフの非装備など若干の仕様を変更して1984年6月に販売が開始された。

安価で量産性を持たせるため足回りとエンジンは既存のFF車(80系カローラ系)を流用し生産された。 開発モデルとして、1972年イタリアFIAT社のX1/9を研究し作られたというのは有名な話である。こちらのベースモデルはFIAT初の前輪駆動モデルである128(X1/1)。

1986年にはマイナーチェンジを行い、スーパーチャージャーやTバールーフの装備車が設定された。

GおよびG-Ltdには、Tバールーフ装着車及びスーパーチャージャー装着車を設定。

         標準車のバンパー・スポイラーがブラックアウトされている。車重は1トン以下であり自動車重量税が安い。

         S/Gグレードのサイドステップを除くエアロ類がカラード化される。テールランプ内の反射板が円から四角になる。

         右サイドエアインテークの形状変更。リアサスペンション小変更(容量アップ)。ドア内装デザイン変更。

         側面衝突安全基準の問題でサイドドアインパクトビームが内蔵され、Sグレード以外は車重が1トンを超える。

         G-Ltd系のドアノブのカラード化、ドアミラー形状変更。G-Ltd系Tバールーフ車のトップガラスがハーフミラー化。

         NAエンジン車の出力表記変更(グロス130ps→ネット120ps)。


1984-1985日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

SW20型(1989年-1999年)

AW系のMR-2はカローラベースであるのに対し、SW系はセリカベースに進化しこれに伴いエンジンも2.0Lターボチャージャーを装着した3S-GTEとスポーツツインカムである3S-GEが搭載される。発売当初はエンジンパワーの割に、14インチタイヤというあまりにプアな足回りやレスポンスが悪く危険すぎるハンドリングやシフトに、LSDも無くオプションでも未設定に加え、AW系から比較すると高額すぎる価格により様々な自動車ライターから酷評を受けお世辞にも人気車ではなかったが、早期にマイナーチェンジを行い一部装備簡略化モデルの追加やネガティブな部分を改良した結果、5度のマイナーチェンジで最終的に5ナンバースポーツモデルとしては現在でも通用する高性能を誇っていたが、99年にMR-Sへとその座を譲った。

マイナーチェンジ時で特に大きな変更があったのは2期型と3期型で、2期型から新たにGTから豪華装備を省いた「GT-S」がラインアップに加わり、GT系にはビルシュタイン製ショックアブソーバーやLSD、タイヤの大型化、トリプルコーンシンクロの採用等で走りに関しては初期型とは別物と言える程の変更を受け、エンジンは2期型までターボが225ps、NAは165psだったのが、3期型は従来装着されていたカルマン式エアフロメーターを変更しモデルチェンジしたセリカ同様Dジェトロ方式となり、更に燃料ポンプの大型化でターボは245ps、NAは180psになり最終型のみNAが200psへと進化した。


バリエーションとしてはAWと同じくTバールーフも設定されていたが、トヨタの特殊車両部門が制作したオープンモデルMRスパイダーや、ターボモデルであるGT系の2期型から純正採用されていたビルシュタイン製の足回りをNAに組み込んだ物も限定ながら販売されていた。 なお、ATはNAモデルのみに設定されておりターボモデルは5MTのみだった。

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