シンガーソングライター

Keywords: シンガーソングライター, 1970年代, Aiko, BONNIE PINK, CHAGE, Cocco, J-POP, KOKIA, Sowelu, さだまさし

シンガーソングライター (singer-songwriter) とは、とくに大衆音楽において、自ら書いた歌を自ら歌う人のことを言う。自作自演歌手ともいう。

作詞と作曲のうち、作曲のみしかしていない場合でも、一般的にはシンガーソングライターというのに対し、作詞のみしかしていない場合には、シンガーソングライターとは言わないことが多い。また、自作をしていても、自演曲の中で自作曲の割合が小さい場合には、通常シンガーソングライターとはいわない(例えば、アイドル系の歌手が、自分のとあるアルバムの中の1曲を作曲した、というような場合)。逆に、100%自作曲でなくても、自作曲の割合が大きい場合には、シンガーソングライターと呼ぶことが多い。もっとも、自作曲の割合が50%以上でも、例えばシングル曲(などの代表曲)が必ず他人からの提供曲であるような場合には、シンガーソングライターと呼べるかどうかは、ケースバイケースで、微妙である。

目次

概要

米国では、ジャクソン・ブラウンに対して使われたのが最初と言われており、日本でこの語が用いられ始めたのは、吉田拓郎井上陽水ら、テレビへの出演を拒否しアルバム作品の制作とコンサート活動に重きを置く歌手たちが、若者たちの支持を勝ち得た頃である。自ら作詞作曲した楽曲を、ギターを弾きながら歌う彼らは「フォークシンガー」とも呼ばれ、当時は「シンガーソングライター」と「フォークシンガー」とは、ほぼ同意義であった。シンガーソングライターが、フォークシンガーよりもさらに広がりのある言葉として使われるようになったのは、「ユーミン」こと荒井由実(現在の松任谷由実)の登場前後からである。なお、自作自演をしていても、演歌系の歌手をシンガーソングライターとは通常は呼ばない(例えば、吉幾三など)。

シンガー・ソングライターという言葉は、日本のアーティストに対しても、1970年代前半から使われていることから、すでに、使われ始めて30年が経過しており、いかにも古めかしい言葉となっている。また、1970年代においては、ニューミュージックアーティストを、歌謡曲のアーティストから区別する(差別化する)という機能を負っていたという点を指摘できるが、30年以上経過した2004年においては、J-POPで自作自演であることが強調されていないことから、そのような機能も果たしていない。さらに、実際に使用される場面を見ても、かつては、自作自演をアピールするために、アーティスト本人によっても自称されていたが、現在の若い世代のミュージシャンは、一般には、「シンガー・ソングライター」という自称は行わない。むしろ、音楽好きな若者を対象としていない、例えば、一般の新聞のようなメディアにおいてしか、用いられていない言葉のようである。

これらから、将来的には、この言葉が使われなくなるであろう、とする考え方もある。

主なシンガーソングライター

海外アーティスト

国内アーティスト

関連項目

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