サトウキビ

Keywords: サトウキビ, さとうきび畑の唄, イネ科, インド, エチルアルコール, キューバ, テンサイ, トウモロコシ, ドラマ, ブラジル

サトウキビ
分類
界: 植物界 Plantae
門: 被子植物門 Magnoliophyta
綱: 単子葉植物綱 Liliopsida
目: イネ目 Poales
科: イネ科 Poaceae
属: サトウキビ属  Saccharum
種: サトウキビ  officinarum
学名

Saccharum officinarum

和名

砂糖黍

英名

Sugarcane

サトウキビ(砂糖黍)とは、イネ科サトウキビ属の植物。学名はSaccharum officinarum甘蔗(かんしょ)ともいう。テンサイと並んで砂糖(蔗糖)の原料となる農作物。原産地はインドで、世界中で広く栽培される。

2002年時点の世界生産量は12億9000万トンという膨大な量に及ぶ(小麦は同年5億7000万トン)。ブラジル (28.0%)、インド (21.7%)、中国 (6.4%)の順であるが、地域別に集計するとアジア州 (43.5%)、南アメリカ州、北アメリカ州の順となる(FAO Production Yearbook 2002)。

特徴

茎は竹のように木化し、節がある。節の間の茎の中心は竹のように空洞ではなく、髄になっており、糖分を含む。 茎は高さ3mにもなる。葉はトウモロコシのように幅広い線形。秋には茎の先端からススキのような穂を出す。

日本では、主に沖縄県で栽培されている。現在では平地はほとんどサトウキビ畑である。冬季に借り入れをする。この時は、まず葉を切り落し、その後、茎を地上近くで切り、倒れた茎を束にして運び出す。そこまではほとんど人力で行なわれる。台湾キューバブラジルなど規模の大きい外国の生産地では専用の収穫機が使われる。

植え付けを行なうと、刈り入れまでほとんど人手が入らない。それで、沖縄では、この間に山からハブが侵入することが往々にある。刈り入れをすれば全面的に空き地になるので、ハブと遭遇する確率が高く、サトウキビ狩りの時にハブに噛まれる人が多くなる。ただし、この時にハブが発見されれば退治されてしまうので、サトウキビ畑の面積比率の高い地域では、むしろハブは少ないともいわれる。

利用

搾った汁を製糖その他食品化学工業や工業用エチルアルコール製造の原料とする他、生産地ではそのまま食べたり汁を搾って飲んだりする。食べる時は外側の硬い皮をナイフで剥ぎ、中の白く糖分に富んだ部分(髄)を十文字に縦割にするなどしてから一口大に切って口に入れ、咀嚼して汁を味わったあとカスを吐き出す。

汁を搾って飲む場合は、同様に皮を剥いたあと手動や電動の搾汁機に差し込んで汁を搾る。搾ったままの汁はやや青臭いが、冷やしたりレモン汁を加えたりするとよりおいしくなる。

ブラジルでは1980年代から自動車燃料等のアルコールへの転換が政府主導で進められており、燃料用のサトウキビを政府が一定価格で買い上げるため、それまで栽培されなかった地方でも栽培が増えている(ポルトガル語版の表を参照)。サトウキビの汁を原料とする蒸留酒(ピンガ)も根強い人気がある。

追記:サトウキビの絞りかすをバガスという

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