コンピュータ

Keywords: コンピュータ, 1642年, 1664年, 1698年, 1871年, 1889年, 1936年, 1942年, 1943年

コンピュータ(computer)は、広義には計算機械、狭義には計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する計算機。純理論的には、チューリングマシンと等価なものを指す。日常的にはパーソナルコンピュータ(パソコン)を指して「コンピュータ」と呼ぶことも多い。

なお、日本の法律上での呼称は「電子計算機」(でんしけいさんき、略称・電算機)とされている。

ハードウェアの構造からデジタルコンピュータとアナログコンピュータに大別されるが、現在使われているほとんどのコンピュータはデジタルコンピュータである。

デジタルコンピュータは、おもに半導体素子を用いて作られた論理回路の組み合わせによって構成される。演算の対象は通常2進数によって表され、桁数を増やしていけば原理的にいくらでも計算精度を上げられるが、ほとんどの演算では、桁数が多くなれば必要な計算が増えて遅くなる。 対して、アナログコンピュータは、演算の対象を電圧によって表し、加減算、微分・積分演算などを電子回路の組み合わせとして構成する。演算結果は、オシロスコープやペンレコーダなどに出力される。入力の変化に対して、ほぼリアルタイムで出力が得られる特徴があり、各種シミュレーションなどに利用されたが、演算の組み替えには配線のつなぎ換えが必要であり、得られる精度にも限界があるので、デジタルコンピュータの高速化に伴って、その役割を終えた。

古くはチャールズ・バベッジによって開発された差分機関などがデジタルコンピュータの元祖であった。

現在のデジタルコンピュータは、ストアードプログラム方式で逐次処理をして駆動するノイマン型コンピュータがほとんどであるが、量子コンピュータDNAコンピュータなどのノイマン型でないコンピュータも研究され、1990年代後半から画像解析分野などで実用化されている。例を挙げるならば、地球観測プラットフォーム技術衛星の映像解析など地球自然環境調査などの分野で利用されている。

目次

コンピュータの理論的定義

コンピュータとアルゴリズムの概念の理論的な定式化は1936年アラン・チューリングによって初めてなされた。チューリングはチューリングマシンというコンピュータのモデルを提案し、チューリングマシンは停止性問題を解く事が出来ない事を証明した。コンピュータの実装が出来る前にコンピュータの理論的定義がなされ、さらにはその限界までもが示されていた事は興味深い事である。 因みにチューリングはエニグマ (暗号機)の理論的解析に最初に成功した人物である。

チューリングマシンが停止性問題を解く事が出来ない事を証明する為に、チューリングは万能チューリングマシンの概念を考え出した。この概念はジョン・フォン・ノイマンによるノイマン型コンピュータの概念の先駆けである。

チューリング以後、様々な人がコンピュータとアルゴリズムの概念の理論的なモデルを提案した。代表的なモデルとして帰納的関数、ラムダ計算等がある。 しかし後にチャーチはこれらの概念は実は全て同値である事を証明し、これら同値な概念をコンピュータの定義として採用する事を提唱した(チャーチの提唱)。

コンピュータの歴史

(未完)

コンピュータの種類

関連項目

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