オットセイ

Keywords: オットセイ, 1912年, 1957年, アシカ, アシカ亜目, アシカ科, アフリカ, アメリカ合衆国, オーストラリア, カナダ

オットセイ
center|若いナンキョクオットセイナンキョクオットセイの子ども
Arctocephalus gazella
分類
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:哺乳綱 Mammalia
目:ネコ目(食肉目) Carnivora
亜目:アシカ亜目(裂脚亜目) Pinnipedia
科:アシカ科 Otariidae
亜科:オットセイ亜科 Arctocephalinae
属・
  • キタオットセイ属 Callorhinus
    • キタオットセイ
      C. ursinus
  • ミナミオットセイ属 Arctocephalus
    • ナンキョクオットセイ
      A. gazella
    • グアダルーペオットセイ
      A. townsendi
    • フェルナンデスオットセイ
      A. philippii
    • ガラパゴスオットセイ
      A. galapagoensis
    • ミナミアフリカオットセイ
      A. pusillus
    • ニュージーランドオットセイ
      A. forsteri
    • アナンキョクオットセイ
      A. tropicalis
    • ミナミアメリカオットセイ
      A. australis

オットセイ(膃肭臍)は、アシカ亜目(鰭脚類)アシカ科オットセイ亜科に属する海生哺乳類の総称である。アシカと同じアシカ科に属し、耳たぶがある、四脚で体を支えて陸上を移動できる、前脚をのように羽ばたくことによって遊泳するなど、アシカ科特有の特徴をもつ。

アシカよりは若干小ぶりで、ビロード状の体毛が密生していることがオットセイの特徴である。 北太平洋に生息するキタオットセイ属 Callorhinus と、アフリカ南岸、オーストラリア南岸などに生息するミナミオットセイ属 Arctocephalus に大別される。

高価な毛皮や、さらには陰茎や睾丸(生薬名:海狗腎)が精力剤などの漢方薬材料として珍重されたため、乱獲により生息数が激減した。日本では、1912年発効の「臘虎膃肭獣(らっこ・おっとせい)猟獲取締法」によって捕獲や所持が規制されていたが、1957年締結の「北太平洋のおっとせいの保存に関する暫定条約」(アメリカカナダソ連(当時)、日本)など、保護の取り組みがなされている。

現在日本ではプロ・シール株式会社(旧社名オットセイ製薬)だけがオットセイ製剤(オットピン等)の製造を行っている。

名前の由来

オットセイはアイヌ語で「onnep」とよばれていた。それが中国語で「膃肭」と訳され、そのペニスは「膃肭臍」と呼ばれ精力剤とされていた。後に日本ではペニスの部位だけを指す生薬名が、この動物全体を指す言葉になった。

外部リンク


Keywords: オットセイ, 1912年, 1957年, アシカ, アシカ亜目, アシカ科, アフリカ, アメリカ合衆国, オーストラリア, カナダ